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#1 2008-03-11 22:35:32

Shibata
管理者
From: 東京
登録日: 2006-10-25

"component"の訳語について

main/restricted/universe/multiverseの違いを解説する、本家のComponentsというドキュメントを翻訳しようと考えています。と、いってもhitoさんが一度翻訳されているので、それを元に変更された部分を修正、自分好みの訳文に変更するだけのつもりです。あと、日本語レポジトリについての簡単な説明も追加します。

そこで悩んでいるのが"component"の訳語です。一番簡単なのが「コンポーネント」とカタカナにしてしまうことなのですが、上記のようなページを読んでほしい人に「コンポーネント」じゃわかりづらいかなと思ったのです。さりとて、直訳の「構成要素」では、余計あやふやになってしまう気がします。

ページのタイトル(Component)については「リポジトリの構成」にしようかと考えています(repositoryをレポジトリとリポジトリどっちに統一すべきかという話もありますね)。文章中の"main component"や"universe component"のような単語に対する翻訳に関して、皆様のアドバイスやご意見を聞かせていただけたらうれしいです。

オフライン

 

#2 2008-03-13 00:50:35

doggyx
メンバ
登録日: 2007-10-10

Re: "component"の訳語について

あくまで私見ですが。。

「コンポーネント」について、
「提供種別(提供分野)」というのはどうでしょう?

配布内容の判断について、
mainとuniverseとの違いに面白い留意点があります。

restricted、multiverseは、明らかに「非GNUかつ、便宜としての利用」の
方向性ですが、universeに関しては
「ディストリビュータとして保証しきれない」が
「オープンソースになっている」ものも含まれているということです。

これは「区分化している定義根拠が、オープンソースであるかどうかよりも
ディストリビュータサイドとしてどうであるかに限定傾斜している」といえると思います。

なので「ubuntuとしての提供内容」ということが分かり続ける表現が
いくつかのlinux経験者やこれから始めるビギナーの参照理解にも良いのでは?と
思った次第です。

main    → (ディストリビュータ)公式提供種別
restricted → 用途制限付き提供種別
universe  → (オープンソース)分野提供種別
multiverse → 非公式(あるいは便宜)提供種別

↑のような感じでどうかな、と。
(権利の扱いや、動作保証など、細かい「事実関係のいきさつ」を
名称に含んでしまうのは、避けた方がいいのでは、という留意で。)

>repositoryをレポジトリとリポジトリどっちに統一すべきかという話もありますね
これなんですが、いささか「卑怯」ですが、「日本語wikipedia準拠」でいいと思いますw
(ubuntu,あるいはlinuxそのものを知らない人に解説できる、という便宜を含もうとすると、
効率的にwikipediaを参照するのがいいと思うので。)

オフライン

 

#3 2008-03-13 07:44:20

hito
管理者
登録日: 2007-03-18

Re: "component"の訳語について

自分が当時訳そうと思って悩んだ訳語は、「分類」でした。>component


# とりあえず直訳があればいいかなと思っててきとーに訳して放置プレイしてますorz

ちなみにリポジトリとレポジトリは、Google使う限りゆらぎを吸収してくれるので、あまり
影響がないかと思います:)

オフライン

 

#4 2008-03-13 14:08:36

Shibata
管理者
From: 東京
登録日: 2006-10-25

Re: "component"の訳語について

ご意見ありがとうございます。

doggyx による投稿:

「コンポーネント」について、
「提供種別(提供分野)」というのはどうでしょう?

「提供」はおもしろい表現ですね。ただ、「種別」の方はなんとなく「○○種」「××種」があって、そのように「区別すること」が「△△種別」であるというイメージがありますので、この場合「main」や「restricted」に「種別」とつけることに違和感を覚えます。

doggyx による投稿:

なので「ubuntuとしての提供内容」ということが分かり続ける表現が
いくつかのlinux経験者やこれから始めるビギナーの参照理解にも良いのでは?と
思った次第です。

まさにその通りだと思います。その是非はともかく「Ubuntu独自の表現」であることを"component"の翻訳に含めればなと考えたのです。

doggyx による投稿:

main    → (ディストリビュータ)公式提供種別
restricted → 用途制限付き提供種別
universe  → (オープンソース)分野提供種別
multiverse → 非公式(あるいは便宜)提供種別

これは自分の説明が足りなかったのですが、main/restricted/universe/multiverseはそのまま英単語として残しておくつもりです。これはそれぞれが固有名詞であり頻繁に日英問わずいろんな説明で出てくることと、ソフトウェア・ソースの中でもそのまま使われていることから、「ラベル」として覚えて欲しいためです。英単語の存在自体にアレルギー反応が出る人については、別の方法でフォローするということで。


hito による投稿:

自分が当時訳そうと思って悩んだ訳語は、「分類」でした。>component

これもおもしろい表現だとは思いますが、「分類」にしろ「提供」にしろ、件のページでは"component"よりも"include"の訳語として使った方が良さそうですね。
「main componentには、〜なソフトウェアが分類されています」
「main componentでは、〜なソフトウェアが提供されています」
みたいな感じで。もういっそ、タイトル以外の"component"は無視しちゃいますか?


doggyx による投稿:

>repositoryをレポジトリとリポジトリどっちに統一すべきかという話もありますね
これなんですが、いささか「卑怯」ですが、「日本語wikipedia準拠」でいいと思いますw
(ubuntu,あるいはlinuxそのものを知らない人に解説できる、という便宜を含もうとすると、
効率的にwikipediaを参照するのがいいと思うので。)

全然「卑怯」ではないと思いますよ。「知らない単語」に遭遇した人のことを考えて、検索しやすいようにすることは、充分に意味のある行為だと思います。でもって、調べてみたら「レポジトリ」は「リポジトリ」のページへ飛ばされました……。あとGoogleさんは
・リポジトリで検索:そのまま表示
・レポジトリで検索:「もしかしてリポジトリ」
でした。Yahooさんは、違いを吸収してくれないみたいです。Yahooにはもしかして機能ってありませんでしたっけ。

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