
Ubuntu日本語フォーラム

ログインしていません。
Zeitgeist 時代の精神、っていうドイツ語の名前からして、そういった、個人情報を集めて、ビッグデータとして外部が利用することを連想させます。
そもそも、自分のような万年初心者には、このアプリがデフォルトで入っている事自体知りませんでした。
メモリを圧迫し、ストレージの使用量が増加をたどる、その原因を探っていく中で、気がついた次第ですが、
このようなアプリが入っていることを『初心者』にも、というか、『初心者にこそ』予め、周知するべきで、
多くの人は、その積極的なメリットについての説明がなければ、そのようなアプリを使いたくない、と思うのが自然だと考えます。
実際に、ubuntu派生のディストリには、zeitgeist が含まれていないものが多い訳ですし、なくてはならないアプリと思えません。
Dashで、最近使ったアプリ等を表示するのに必要なのでしょうが、それだけのために、 膨大なログを生成しておく必要はあるのでしょうか?
ubuntu自体がこのログを外部勝手に送信しているという話もあるようですが、それは事実でしょうか?
また、悪意ある第三者が外部からこのログファイルを盗み見る可能性も排除できませんが、それについて、きちんと対策は摂られているのでしょうか?
いずれにせよ、通常のユーザーがOSに求めるのは、安定性堅牢性と、軽快さ便利さ、さらには、安心・安全という信頼であるかと思います。
事前にこのような記録がなされていることをきちんと説明されていない状況は、それによって得られる便利さ(検索等)よりも、安心安全感に対する
デメリットの方が大きいと思わざるを得ません。
できれば、OSの開発に関係しておられる方のご意見を伺いたいと思います。
オフライン
これは厳密な回答が必要であればCanonicalの法務あたりに聞いてみた方がいいと思います。
公式でもなんでもない回答になりますが、
・根本として、システム設定→詳細→法律上の通知、というやつがベースの見解になるはずで、まずはそこを確認しましょう、という感じです。
・妥当な回答が必要であれば、噂を外挿しない状態で考えないと決着しないパターンのようにも見えます。外挿してしまうと永久に前提条件が揃わないので。もちろんいろいろな噂が世の中に存在していて、それぞれの真偽を確かめるべきではあるのですが、いきなり質問に含めるのは悪手っぽい気がします。
というあたりがまずベースになるでしょうか。
個別の記述について自分の把握している範囲で回答しますと、
> Dashで、最近使ったアプリ等を表示するのに必要なのでしょうが、それだけのために、 膨大なログを生成しておく必要はあるのでしょうか?
基本的には「生成しておかないとどうしようもない」です。ログをもう少し削れるのではないか、とか、ログの上限をもう少しインテリジェントに制御できないか、という方向での改善の余地はあるのですが、「そもそもそんなに膨大なログが必要なのか」という意味では「必要」です。この方面の人類のテクノロジーはまだあまり進化していないので、「アクティビティを記録して、そこから有効なサジェストをかける」という機能を実現するにはかなりお馬鹿な記録をつける必要があり、結果としてとんでもない量のデータになってしまいます。
それとは別に「Dashにそんな機能は要らない」「もっと単純な記録にして、サジェストももっと単純にすればデータ量は減る」という論点もありますが、こちらはポリシーの問題で、Canonical/Ubuntuの設計では「たいていのユーザーにとって、記録のためのコストが利便性(将来的に実現される新機能も含む)を上回る」「"システム設定→セキュリティとプライバシー"をたどれば無効にできるのでイヤなら止められる」という判断になっているはずです。
> ubuntu自体がこのログを外部勝手に送信しているという話もあるようですが、それは事実でしょうか?
「ubuntu自体がこのログを外部勝手に送信している」というのは事実ではありません。Zeitgeistはマシンローカルな記録でしかなく、
この「話」というのはなんらかの解釈エラーが含まれているように見えます。考えられる可能性としては以下です。
・UnityのDashに含まれる外部検索機能と、Zeitgeistのログ保存機能を取り違えている。
・ただの思い違い
より確実には、「ubuntu自体がこのログを外部勝手に送信しているという話」がどこで確認できるか、どのような文脈なのか、というのを共有して頂けるともう少し確実な検討ができそうです。
http://www.omgubuntu.co.uk/2012/08/is-zeitgeist-spying-on-you の元になった話題が発信源かなぁという予測はしているのですが、これ、なんというかベースが 個人の妄想 なんですよね……。
> また、悪意ある第三者が外部からこのログファイルを盗み見る可能性も排除できませんが、それについて、きちんと対策は摂られているのでしょうか?
基本的な意味での対策はシステムファイルとして相応の対応が取られています(当該ログ以外の、秘匿すべきファイルが見られない、というのと同じ文脈で)。たとえばroot権限が取られてしまえばシステム上のすべてのアクティビティは記録されうるわけで、これと同じレベルで保護されている、ということが言えます。もちろん、「rootを取るよりも該当のログファイルをかっぱらう方が簡単じゃないか」という議論の余地はありますが、たぶん、たいていの場合rootをうばう方が楽です……。
もしシステムとしての議論が必要であれば、「盗み見るシナリオ」を仮定しないといけないパターンです。
というような感じですが、必要な答えになっているでしょうか?
オフライン
本BBSの管理者であるhiro様からの、まことに迅速かつ丁寧なご返事に感服します。
自分が、強くお願いしたいのは、
(1)事前に、『初心者』にも、ubuntuにプリインストールされている zeitgeist というアプリの存在を周知させると共に、
(2)そのメリットとデメリット(コスト&リスク)を十分に説明して、
(3)そのインストールに際して、それを理解した上で、選択できる実際的な機会を提供する、
ことです。現在は、それが十分でない、のが問題かと思います。
ubuntuのインストールに際して、個別アプリの選択の有無は原則として設けてないのが、これまでのubuntuのやりかただったのでしょうが、
やはり、これだけ、広範囲かつ詳細に作業内容の記録をログとして保存し、それに対応する、多くのメモリとストレージを消費するアプリについては、
特にそういう注意を喚起してしかるべきだと思います。
もちろん、中には、こういった記録があること、ならびに検索の便などを考えて、むしろ喜んでインストールしたいと思う人がいることは確かだと思います。
OSがクラッシュした時、過去の使用していたアプリとか、作業内容を知りたいという需要もあるでしょう。場合によっては労務管理に使えるかと思います。
現在では、この記録ログを、『初心者』が簡単に利用できるような状況にもなっていません。ブラウザでは過去の履歴が示されるのが通常です。
だから『初心者』でも、自分の閲覧などが記録されていることを直ちに理解できますし、場合によってはそれを回避する行動を取ることも可能です。
ところが、ubuntuでは、ログの利用は、通常の初心者がその成果を知らないうちに利用しているのは、Dashの検索・履歴だけであって、
そのログを直接に見る機会がなければ、ここまで詳細に記録されていることすら認識しないし、その記録を一時的に回避する手段さえ与えられていないのです。
これは、利用者の自由を尊重するubuntuの精神にも反するのではないでしょうか?
ubuntuの派生ディストリは、リソースの節約という面もあるのかもしれませんが、zeitgeist がプリインストールされておらず、それなりに使えている、ということも
情報として、きちんと伝えるべきかと思います。
少なくとも、日本語wikiの中に、このzeitgeist についての説明を設けていただきたいと、強く希望する次第です。
※引用されていた、サイトの記述は、ご指摘があって初めて接しました。むしろこのような説明が日本語情報でも与えられたらと思います。
基本的には、日本語チームの方をはじめ、ubuntuに関わっておられる多くの高潔なる皆様への尊敬の気持ちは変わりません。
失礼に感じられる記述があったとすればお詫びします。また、初心者の方を含め、ユーザーの立場からのご意見・ご説明も伺いたいところです。
上記のようなオプションを用意するまでもないという意見が大宗を占めるかもしれませんので。
オフライン
VVEGR による投稿:
ubuntuのインストールに際して、個別アプリの選択の有無は原則として設けてないのが、これまでのubuntuのやりかただったのでしょうが、
やはり、これだけ、広範囲かつ詳細に作業内容の記録をログとして保存し、それに対応する、多くのメモリとストレージを消費するアプリについては、
特にそういう注意を喚起してしかるべきだと思います。
前提部分に齟齬がありそうなので確認させていただきたいのですが、この特性は、現状ではWindowsでもOS Xでも、あるいはFirefoxなどといったブラウザでも同じ振る舞いをしている、ということは把握されているでしょうか? Ubuntuだけが、あるいはzeitgeistだけがこのような振る舞いをするわけではありません。むしろAndroidやiOSのようなモバイル向け環境ではさらに収集する情報は多く、さらにこっそり情報を送付する的なあかん感じの動作にもなっています。「そうしたアプリケーションがこの世に存在するのは正義ではない」という考え方に基づいて、その中でもUbuntuが立ち位置からすれば特にダメ、という考え方で対処を求めるのはある意味では正しいのですが、それをするには、Ubuntuのコア部分を設計する開発者を納得させるだけのロジックが必要です。
これは「他にもやってる人がいるからいいじゃん」という考え方ではなく、「問題である、という主張に同意を得られるためのハードルはとても高い」という意味です。
ところで、
> ところが、ubuntuでは、ログの利用は、通常の初心者がその成果を知らないうちに利用しているのは、Dashの検索・履歴だけであって、
> そのログを直接に見る機会がなければ、ここまで詳細に記録されていることすら認識しないし、その記録を一時的に回避する手段さえ与えられていないのです。
は真でしょうか? 少なくとも14.04 LTSであれば、「システム設定→セキュリティとプライバシー」から一時的な回避は可能ですし、当該の設定ページを開けばログとして記録されていることは確認できそうな気がします。
また、
> これは、利用者の自由を尊重するubuntuの精神にも反するのではないでしょうか?
も真でしょうか? また、その真偽を問わず、これをロジックに組み込むのは少なくともUbuntuではかなりの悪手です。哲学的、あるいは情緒的な方法論で構成されたロジックはたいてい採用されません。Ubuntuは民主主義的なプロセスではなく、「権限を持っている人が決める。権限がないなら持っている人を説得できるだけの客観的、かつ明らかなロジックを示す」という意思決定方法を採用しているからです(「メリトクラシーのような」意思決定と称されています)。
基本的にUbuntuではデフォルト設定こそパターナリズムに寄っていますが、しかしその根幹は「ダメだと信じる人がいるなら、その人の努力によってダメな部分はいずれ改善されるはずだ」というFLOSS文化によるものです。このFLOSS文化というやつが何を言っているか、細かな差異を投げ捨てて表現すると、↓の箇条書きのようになります。
・「知らないままでいることができてしまう」ということも、自由のシビアな側面のひとつです。
・「ある利用者が知らないままでいる、望ましくないと信じる状態を何とかする」というのも自由のありかたです。
・「ある利用者が知らないままでいる、望ましくないと信じる状態を何とかせよと叫ぶがしかし同意が得られず空振りする」というのも、自由の残酷な側面のひとつです。
・でも、「自分が信じる正しいと思うことを、適切な場所で、適切な形で行う」という自由があれば、世界は良い方向に進むはずです。
また同時に、あらゆることに情報を能動的に提供し、受動的な立場でいる人に判断をしてもらう、という考え方は確かにありえますが、残念ながら人類社会やらソフトウェアというものは複雑にすぎるので、全部確認してもらおうとするだけで、「一般的な人でも扱えるデスクトップ環境」としては破綻します。あわせて、zeitgeistだけが特別に問題なのではなく、「zeitgeistを採用していないフレーバーが標準で、かつ特に注意するように掲示していないアプリケーションも同じ振る舞いをしている」という指摘もあります。
個人的見解としては、『zeitgeistに肯定的なUbuntu開発者は、「これがデフォルト設定として妥当であり、現在のソフトウェア環境からすれば適切な通知を伴っている」と判断しているから現状があるので、もしそれを覆すべきと思うなら相応以上の説得力が必要になる。少なくともUbuntuのメリトクラシー的な発想から言うと、「コア開発者が決めたことを覆すにはコア開発者になるか、あるいは説得できるだけのロジックを提示するしかないが、現状のロジックはあまりに弱い」』です(重要:ここで私は自身の反対・賛成を表明していない、ということに注意してください。Dashの設計はあんまり筋が良くないなあとは思っているのですが、ではそれをひっくり返せるだけの代案なりロジックなりを準備できるかというと、無い、という感じです)。
また、
> 少なくとも、日本語wikiの中に、このzeitgeist についての説明を設けていただきたいと、強く希望する次第です。
という部分についてですが、日本語wikiはアカウントを作成すればご自身でページを作成できますし、それをご自身で行わない理由もないように思います。少なくとも「zeitgeistに関する問題提起」などとするのはダメな気がしますが、「zeitgeistの収集する情報について」ぐらいのファクトだけを書いたページであれば反対される理由も、それを作らない理由もないのではないでしょうか。これを要望としてどこかに投げてしまうのは、FLOSS的な「金銭以外の方法で利用のためのコストを負担できる」という考え方からすると、本流ではない考え方になると思います。
基本的に、FLOSSは、「問題があると信じたら自分で直す、自分で直せなければ直せる人を探して頼む」という構造を動力源にしています。Ubuntuはこの構造からある程度解き放たれてはいるのですが、(実際にそこで作業をする側にとって)ロジック的に十分でない要望を叶えられるほどのリソースがあるわけではありません。というか、相反する望みも世の中には存在して、同時に叶えようとすると本当にどうしようもなくなるのです。
……という感じなので、まずは「zeitgeistだけが本当に問題な振る舞いをしているのかどうか」と、「どのように示すと初心者でも判断できるのか」という観点で調べてみつつ「zeitgeistの収集する情報について」的なページを作ってみて頂くのが良いのではないでしょうか?
オフライン
2日程待ちましたが、トピ主氏のレスが出てきませんので、横合いからですが入れさせていただきたいと思います。
もしも不適切であれば、削除して下さい。
このトピックの、管理人hito氏の特に#4の文面には大いに感服いたしました。
一度読んだだけではよく理解できず、時をおいて数度読み返したほどです。
Ubuntuの意思決定の構図ーメリトクラシー的なーとか、FLOSSの精神・文化というものが、
大変良く理解出来ました。今まではなんとなく「そういうことだろうなあ」としか解らなかったものが、
具体的かつ鮮明に認識できるようになりました。大変ありがとうございました。
わたしも始めの頃そうであったように、WindowsやMacなどの金銭のからんだOSとのやりとりと、
金銭のからまないFLOSSなOSとのやりとりの違い(=文化の違い)に、
多くのUbuntu/Linux/FLOSS初心者の方々は、きっと面食らっていらっしゃると思います。
そして残念なことに、それが理解できないままUbuntuて恐ろしい、Linuxてだめなんだと思い込み、
二度とUbuntu/Linuxに近づかない人たちが出てくるかもしれないことです。
日本人は欧米人に比べて、「自由」という概念の認識が甘いと言わざるを得ないと思いますが、
これは長い時間と幾多の犠牲の上に勝ち得た、「自由」への歴史の違いかと思います。
そういった、やや自由とかフリーとかの不得手な日本人のため、FLOSSの文化(精神)を
こまめに伝えていくということが、とても大切なことのように思います。
UbuntuのHomeとかWikiとかに、Ubuntuが準拠しているこのFLOSSの文化についての
説明をー既にあったならご勘弁、確認していませんー掲示していただけたら一助になるかと
思ったりしています。自分でできれば自分でするのがFLOSSの文化なわけですが、
まだまだ力不足と言わざるを得ません。残念ながら。
しかし、わたくしにもできる事はあるかと思います。
微力ながらUbuntu/Linuxのため、できることをやっていきたいと思います。
オフライン
#5回答のsantaomura2に全面的に一票です。
VVGER 様 この論議は止めましょう、なんとかチャネルとは、場が違います、
ここのフォーラムは、Ubuntuをインストールして、つまずいた、ユーザーの
問題解決の場なので、OSの根幹に関わる問題を提議するのは如何なのかと思います。
オフライン
まずbybywin様感謝。
この問題の発端となるあたりのことと、解決策についての記述が”Ubuntu Weekly Topics”の
2012年12月14日号に有ります。
議論を蒸し返すようで気の引けるところも有りますが、すでに公開されているものですし、
UbuntuやFLOSSのなまの状況がかいま見られる良い題材なのではと思います。
Ubuntu日本語フォーラムのHOMEから行けるわけで、日本語チームとしてちゃんと
お知らせしていますと言えなくもないのではと思います。
下が”2012.12.14のUbuntu Weekly Topics"のURLです。
http://gihyo.jp/admin/clip/01/ubuntu-topics/201212/14
オフライン
まず最初にお詫びを。
hito様でしたね、hiro様と間違って書いてしまいました。
すぐにご返事を頂いたのにすぐにレスポンスしなかったのは、一つには前にも書いたように、状況をある程度正確に理解した上での他の方々の有益・建設的な書き込みを期待したのと、
zeitgeist をアンインストールした場合の不都合の発生状況をある程度時間をかけて検証したかったからでもあります。
実際に、Dashlensでの検索ができなくなりましたが、Dashでアプリを起動する場合にはインストール済の一覧からできるので、全く不便を感じることはありません。
ただ、さらに何か不都合が生じないかは、検証を続けます。
ubuntu系のうち、unity だけがこのzeitgeist を実装しているのでしょうか? LXDEなら多くは採用していない気がします。全部調べたわけではないので、わかりませんが。
Dash-lens-shopping については、あれだけ盛り上がった(笑)のに、というか、このzeitgeist は、それ以前の11.04ないし11.10から採用されていたようですが、いずれにせよ、
調べた限りあまり問題視はされてこなかった、というのが事実のようです。
前提部分に齟齬がありそうなので確認させていただきたいのですが、この特性は、現状ではWindowsでもOS Xでも、あるいはFirefoxなどといったブラウザでも同じ振る舞いをしている、ということは把握されているでしょうか? Ubuntuだけが、あるいはzeitgeistだけがこのような振る舞いをするわけではありません。むしろAndroidやiOSのようなモバイル向け環境ではさらに収集する情報は多く、さらにこっそり情報を送付する的なあかん感じの動作にもなっています。「そうしたアプリケーションがこの世に存在するのは正義ではない」という考え方に基づいて、その中でもUbuntuが立ち位置からすれば特にダメ、という考え方で対処を求めるのはある意味では正しいのですが、それをするには、Ubuntuのコア部分を設計する開発者を納得させるだけのロジックが必要です。
一応は、システムに無知蒙昧ながらも、AndroidOSとかGoogleのやっていることは理解し、可能な限りそれを回避する手段をとってきたところです。
Firefox についても然りですが、これはブラウザとして使っているのですけど、おそらく、何を検索し、閲覧したか、サイトへのログインとパスワードまで記録してるのはむしろ
その履歴などを容易に利用できることからも、利用者に意識化させているのであって、さらに、Firefox が、ブラウザ以外のOSのオペレーションのログをとっているとすれば、
それは問題なんだと思います。
ただ、ご指摘のように、開発者が採用した、という決定を覆すためには、今度はこちらが、積極的に、それを『やめてほしい』という要望以上に、相手を説得させるだけのものが必要
であろうこと、まさにおっしゃるとおりです。
これは「他にもやってる人がいるからいいじゃん」という考え方ではなく、「問題である、という主張に同意を得られるためのハードルはとても高い」という意味です。
そこなんでしょうね。「他にもやってないディストリがあるじゃん」といっても、開発者がそれに納得して方針を変えるかどうか、の問題なのですね。
ところで、
ところが、ubuntuでは、ログの利用は、通常の初心者がその成果を知らないうちに利用しているのは、Dashの検索・履歴だけであって、
そのログを直接に見る機会がなければ、ここまで詳細に記録されていることすら認識しないし、その記録を一時的に回避する手段さえ与えられていないのです。は真でしょうか? 少なくとも14.04 LTSであれば、「システム設定→セキュリティとプライバシー」から一時的な回避は可能ですし、当該の設定ページを開けばログとして記録されていることは確認できそうな気がします。
ここは、自分に非がありますね。ubuntuならそんな変なこと(失礼)してないだろう、という思い込みが、そこのチェックを怠りました。Firefox とか、他のOSなら真っ先にチェックするところ
なのに、です。で、一時的回避ではなく、アプリの削除という手段をとったところです。
・「ある利用者が知らないままでいる、望ましくないと信じる状態を何とかせよと叫ぶがしかし同意が得られず空振りする」というのも、自由の残酷な側面のひとつです。
多分、いまその状態が現実化したところ、あたりかと(笑)
あわせて、zeitgeistだけが特別に問題なのではなく、「zeitgeistを採用していないフレーバーが標準で、かつ特に注意するように掲示していないアプリケーションも同じ振る舞いをしている」という指摘もあります。
この部分、ちょっと理解しづらかったので。他のディストリでも、zeitgeist みたいな挙動をするアプリをデフォルトで実装しているものがある、ということでしょうか?
ubuntu系でLXDEだと、少なくともログは残っていません。ロゴも残さず、どっかに送信してるんだとすれば、より問題ですが。本当にそういうことがありうるんでしょうか?
バックドアの類も聞きますが、そこまでいくと、ここで責任持って議論できる話でもないような気がします。
「コア開発者が決めたことを覆すにはコア開発者になるか、あるいは説得できるだけのロジックを提示するしかないが、現状のロジックはあまりに弱い」』です(重要:ここで私は自身の反対・賛成を表明していない、ということに注意してください。
日本語化開発チームとコア開発者との関係というのがよく見えていないです。本家(?)のBBSに投げると、状況が変わる可能性があるのでしょうか?少なくとも、わざわざここでの議論が
コア開発者の耳に届くことは現状では到底ありえないという状況は理解しました。
日本語wikiはアカウントを作成すればご自身でページを作成できますし、それをご自身で行わない理由もないように思います。少なくとも「zeitgeistに関する問題提起」などとするのはダメな気がしますが、「zeitgeistの収集する情報について」ぐらいのファクトだけを書いたページであれば反対される理由も、それを作らない理由もないのではないでしょうか。これを要望としてどこかに投げてしまうのは、FLOSS的な「金銭以外の方法で利用のためのコストを負担できる」という考え方からすると、本流ではない考え方になると思います。
確かに、この点もおっしゃるとおり。ただ、wikiを作っても需要がなさそうだ、というのは、この一週間ほど様子を見ていていた状況からの判断です。
そもそもの発端は、Zeitgeistという言葉にあるのです。これドイツ語を知らない自分でも、この名前のフォルダを見た時にドキッとしました。
ドイツ観念論の用語だし、極めてイデオロギッシュな言葉だからです。
もし、この言葉以外の名前であれば、単にそっとアンインストールしただけだったかもしれません。そのあたりは言語感覚というか、感情的な問題だと
言われてしまえばそれまでですが、ただ、このアプリを作った人がなぜこの言葉を選んだのか、気になります。
それから、このBBSは、初心者駆け込み寺的な機能をも果たしていることは事実で、それは極めて有意義なことと思います(実際に自分は何度も助けて頂いています)。
しかし、過去のやりとりとか、また海外のBBSをみると、もっと自由な議論があったし、現在も繰り広げられているところです。
でも、「自分が信じる正しいと思うことを、適切な場所で、適切な形で行う」という自由があれば、世界は良い方向に進むはずです。
wikiの設置を含め、このトピックをしばらくおいておいて、他の方のレスポンスも待ってみたいと思っています。
オフライン
> wikiの設置を含め、このトピックをしばらくおいておいて、他の方のレスポンスも待ってみたいと思っています。
ここを訪れる多くの人が、santaomura2さん、bybywinさん 同様、この場で議論する内容ではないと思っているのだと推測します。
> Zeitgeist
まさしく、時代の流れで、大袈裟な印象を受ける名前ですが、Unutyを含め、最近の、使い勝手が良く、利便性の高いデスクトップには、必須の機能ですね。
オフライン
そもそもの発端は、Zeitgeistという言葉にあるのです。これドイツ語を知らない自分でも、この名前のフォルダを見た時にドキッとしました。
ドイツ観念論の用語だし、極めてイデオロギッシュな言葉だからです。
もし、この言葉以外の名前であれば、単にそっとアンインストールしただけだったかもしれません。そのあたりは言語感覚というか、感情的な問題だと
言われてしまえばそれまでですが、ただ、このアプリを作った人がなぜこの言葉を選んだのか、気になります。
#論議の隅っこをほじくり出している気がしないでもないんですが
英語圏だと「Zeitgeist」はたんなる「まとめ」的なことに使うようなことが多いと思いますが、いかがでしょう(英語での意味は「時代精神」とか、「時代思潮」とからしいです)。
Googleの今年の検索まとめとかもこの名前がついていましたし( http://www.google.co.jp/trends/topcharts?zg=full )そこまで大きい意味で付けているとは思いません。
#まあ横道なので気にしないで下さい。
オフライン
array 様
ありがとうございます。
ご指摘をヒントに、すこし検索しました(決してグーグルは使いません)
google zeitgeist というアプリを作っている、Datameer社というのをみつけました。
データの海という意味のドイツ語名前ですが、カルフォルニアの会社のようです。
そしてビッグデータ処理に特化していると謳っています。
ubuntuのzeitgeist との関係は分かりません。
オフライン
VVEGR による投稿:
array 様
ありがとうございます。
ご指摘をヒントに、すこし検索しました(決してグーグルは使いません)
google zeitgeist というアプリを作っている、Datameer社というのをみつけました。
データの海という意味のドイツ語名前ですが、カルフォルニアの会社のようです。
そしてビッグデータ処理に特化していると謳っています。
ubuntuのzeitgeist との関係は分かりません。
パッケージ名 zeitgeist で調べると
dpkg -L zeitgeist
/.
/usr
/usr/share
/usr/share/doc
/usr/share/doc/zeitgeist
/usr/share/doc/zeitgeist/copyright
/usr/share/doc/zeitgeist/changelog.Debian.gz
と出ますので
cat /usr/share/doc/zeitgeist/copyright
すると、ある程度の情報は得られます。
オフライン
VVEGR による投稿:
ubuntu系のうち、unity だけがこのzeitgeist を実装しているのでしょうか? LXDEなら多くは採用していない気がします。全部調べたわけではないので、わかりませんが。
基本的には、「リッチなユーザー体験」を標榜する実装では、たいていこの類の実装が含まれています。LXDEはそもそもが「リッチなユーザー体験より、ぜったいに必要になる機能だけを実装して快適な環境を」的な発想なので付いていない、という認識です。このため、LXDEをサンプルにすると、サンプリングバイアスに嵌る、という罠がありそうです。
たとえばKDEではZeitgeistが動くのが普通(で、たいてい「これ止めた方がいいよね?」「いや便利だしどうしよう」という開発者の議論を巻き起こす状態)ですし、GNOME Activity Journalは多くのディストリビューションで使われています。また、FirefoxやChromeのアクティビティ記録も同じ分類になり、「暗黙でやるのは気持ち悪いなあ」ということでプライバシーと利便性の議論が……という感じがします。
日本語化開発チームとコア開発者との関係というのがよく見えていないです。本家(?)のBBSに投げると、状況が変わる可能性があるのでしょうか?少なくとも、わざわざここでの議論が
コア開発者の耳に届くことは現状では到底ありえないという状況は理解しました。
たぶんこれは相当に厳しいかな、という感触です。本家(Ubuntu Forum)で、ものすごく上手く話が進んでも「よし注意書きを表示しよう」もちょっと厳しいかな、と。Ubuntuにおいて、いわゆる「外野からの議論」で状況が変わったことは過去に無いか、きわめて珍しいものです。Lensの時はさまざまな情勢が絡んだため、外野からの意見で変わったようにも見えますが、実際にはCanonicalのsecurity系のエンジニアがキーで(だとこちらからは見えた)、「誰かしらコア開発者に意見の後援をしてもらわないといけない」という理解をしています。
また、私見のレベルでは、「組織構造が見えない」という問題については「正直我々もよく分かっていない」という点と、「組織構造を理解するだけの蓄積がなければ、その他の意見についても妥当なものは出てこない」という発想で、あまり積極的な説明をしていません。リソース的にできないと言い換えても問題ないでしょう。この前提には多くの問題がありますが、物事を変えようとするなら対話を求めるはずで、対話によって回収されるので深刻な問題にならない、という程度は人の理性を信じて良いだろうと考えています。カジュアルな意見をすくい上げる構造がない、という別の問題もありますが、リソースが充実したら考える(=それを問題だと信じる人が出てくれば解決する)、という方向です。
確かに、この点もおっしゃるとおり。ただ、wikiを作っても需要がなさそうだ、というのは、この一週間ほど様子を見ていていた状況からの判断です。
需要と供給は難しい問題ではあるのですが、それはそれとして、「これが必要だと思ったから」とか「楽しそうだから」といった、なんらかのモチベーションに基づいて行動を起こす、という方向性もありえるかな、と思います。そういう人が出てこない限り問題が解決しない、という根本的な欠陥も背負いますが、これは「自由」のメリットにまとわりついてくる、解決可能な呪いのようなものだ、と考えています。
そもそもの発端は、Zeitgeistという言葉にあるのです。これドイツ語を知らない自分でも、この名前のフォルダを見た時にドキッとしました。
ドイツ観念論の用語だし、極めてイデオロギッシュな言葉だからです。
もし、この言葉以外の名前であれば、単にそっとアンインストールしただけだったかもしれません。そのあたりは言語感覚というか、感情的な問題だと
言われてしまえばそれまでですが、ただ、このアプリを作った人がなぜこの言葉を選んだのか、気になります。
ソフトウェア開発者の言語感覚は、独特というか露悪的なのか無頓着なのかわからない部分が多々あります。たとえばLinuxの開発で広く使われているバージョン管理ソフトにgitがありますが、これは明らかに4 letter wordsぎりぎりです。「なんでそんな名前にした!?」という部分を共有しようとしても厳しい予感がします。
つまり、zeitgeistと名づけた背景は、要するに何も考えてないのでは……というようなことを思っています。just邪推のレベルでは、「一年前の自分は何をしていたのか」といったことをzeitgeistと名づけたのだろうなあ、と。
正直なところ、ソフトウェア開発者は実務以外ではさまざまなものが壊滅している人が多いので、ネーミングセンスに期待するのが間違い、という認識でいます。一方で、ネーミングと違ってプリインストールするかどうかは非常に実務的な部分なので、プリインストールするのは多分、もう少し考えられているはずです。
しかし、過去のやりとりとか、また海外のBBSをみると、もっと自由な議論があったし、現在も繰り広げられているところです。
はい、いろいろな意見が出てくることは非常に重要なことと思います。そのうちリソース的に破綻しそうな気もしますが、なるべく相談に乗らせて頂ければ、と考えています。まれに「これ答えないと……」と思いつつ一年経過、というような負け事例もあって申し訳ないところです。
オフライン
bybywin による投稿:
VVGER 様 この論議は止めましょう、なんとかチャネルとは、場が違います、
ここのフォーラムは、Ubuntuをインストールして、つまずいた、ユーザーの
問題解決の場なので、OSの根幹に関わる問題を提議するのは如何なのかと思います。
この点については、「問題提起をして頂いて構わないものの、直るかどうかはまた別の問題」です。
フォーラムで整理された意見をbugs.launchpad.netに持っていけば、もしかすると直るかもしれません。
「問題解決を目的とした情報交換の場である」という前提を共有して頂き、CoCを守った上であれば、どのようなあり方をして頂いても良いと思います(あと、なぜか存在しない規約を謳ってしまうことが起こりがちなので、利用規約はよく読んでくださいね的なことは言っておかないといけないかもしれません)。
オフライン
santaomura2 による投稿:
わたしも始めの頃そうであったように、WindowsやMacなどの金銭のからんだOSとのやりとりと、
金銭のからまないFLOSSなOSとのやりとりの違い(=文化の違い)に、
多くのUbuntu/Linux/FLOSS初心者の方々は、きっと面食らっていらっしゃると思います。
この点についてはもう少しだけ誤解があるかもしれません。あ、叱責とかそういうつもりはまったく無いです。
「ここは分かりにくいですよねー」ということで、少し掘り下げてみます。
まず、FLOSSのリソース構造は、「対価の支払いは金銭以外の方法でもOK」ということにあります。ポイントは「利用の対価は金銭でもOK」ということです。「金銭ではいけない」というわけではありません。ここを間違えるとわりとダイレクトに破綻につながります(他の組織と同じく、FLOSSも、たいてい予算が尽きると死にます)。つまり、「よく使っているので、このソフトウェアを支援する各種財団のたぐいにちょっとした寄付をする」という形もある、と思っていて欲しいのです。などと言いつつUbuntu/Canonicalは日本では寄付を受け付けていないので現行不一致なところはあるのですがそれは棚に上げておきます。そのうち棚が崩れそうですが。
同時に、金銭以外の方法、たとえばソースコードを直したりドキュメントを書いたり使い方をまとめたりバグ報告をしたり、UIをデザインしたりアイコンを描いたりユーザー間で互助的な対応をしたり、その他さまざまな形で何かをする、ということも、その多寡はともかくとして、対価になりえます。
このように、金銭であってもなくても、継続のためのリソース構造が成立する、というのはそこそこに革新的なモデルです。原始共産社会にしばしば例えられますが、動力の根本は「ソフトウェアは極端な低コストで、かつ無限にコピーしうる」ということにもあるので、もうちょっと強力かもしれません。この構造は、さまざまなあり方を許してくれます。
さまざまなあり方の中には、「このソフトウェアの開発の動機は、ウガンダの子どもたちのための寄付をしてほしいからです」とか、「このソフトウェアのこの部分を直して、うちのハードを便利に使えるようにしてハードを売って儲けるよ」とか、「自分が立ち上げた企業を売却して大富豪になった後、おもむろにFLOSSを支援する財団を立ち上げてこの世界で最強のOSを作り始める」などというものもアリです。どこかで聞いた話ですよね?
……ということで、「金銭も含めたあらゆる交換可能価値が対価になりうるし、対価なしで使うことも可能。しかし誰も対価を払わないとそのうち破綻する」という認識を持って頂くと、より良い未来がやってくるのではないかなぁと思います。
オフライン
ありがとうございますhito様。
目からウロコです。
決して誤解していた訳では無いつもりですが、そのことを失念していました。
たしかにそうですよね。「予算が尽きると死にます」よねー。
当事者の口からはなかなか言いにくいことだと思いますが、実に上手にしかも
わかりやすくご説明いただきました。
日本では寄付を受け付けていないとのことで、JPの方々は大変な思いをされつつ
頑張っていらっしゃることと思います。(しかし寄付を受け付けていたとしても、
どれほどの寄付が集まるか?も疑問ですが、残念ながら。)
私も、お恥ずかしながら何も大したことは出来ませんで、せめてと
UbuntuMagazineJapanのVol.1〜2013Summer・(プラスUbuntuざっぱーん)
の全巻を購入させていただきました。
いかほどのご援助になるのかは分かりませんが(おそらく雀の涙というところでしょうが)
せめてもの支援・恩返しの気持ちでございます。
というところで、御礼まで。
オフライン
hito様
詳細かつ丁寧なお返事、ありがとうございました。
FLOSSとの関連で、以前から考えていたこと、それとhitoさんが言われたこと、それを併せて考えていました。
市民革命以降の社会とは貨幣経済化の進行の歴史で、貨幣価値の獲得が企業活動の究極の目的だったと言ってよいかと。そして最終的消費者から貨幣価値を獲得するには、直接的な方法と間接的な方法とがある。直接的な方法は、商品サービスへの対価の請求だし、間接的な方法の典型は、テレビ地上波放送で、消費者は直接には、そのサービスに対する対価を払っていないけれども、CMの費用を商品価格に上乗せされたものを負担している、そういう構造なんだと。
MS社のOS商売は、前者の直接方式だし、アンドロイドとかChromeOSのようなグーグルのやり方は、間接方式。グーグルの間接方式を支えるのは、まさに個人情報を(いちおう人権にも配慮しつつ)マスデータ、ビッグデータとして他の企業に売っている(直接に売る、という形を取る場合もあるし、BtoCを促進する名目での広告費という、よりソフィスティケートされた方法をとる場合もありうる)。
一方、FLOSSは、(自分の理解では)、その当初の担い手は、アメリカのベビーブーマーや日本の全共闘世代のような、今となっては年老いた、しかし彼らが若かりし頃はそれよりも以前の世代への「異議申立て」世代であって、極度の貨幣経済化への反発が元々のエネルギーだった、はず、なので(はず、なのが、実際には、金儲けの権化となってるんじゃないか、Gパン履いて、ジェスチャー大きく語りかけたって、そのあたりは騙されないぞっていうのは別として)、そこでは、貨幣に変わる、なんらかの価値の等価交換が成立するべきだと考えられていたのでは?ということです。
その価値とはなにか、まさに情報価値なんで。わかりやすい例だと、音楽でしょうね、ネット上に公開すれば、CD出さなくてもいい、だから自分も自由に人の曲を聞いたり、ダウンロードする、そういう関係が成立しつつある。その限りでは、貨幣経済にFLOSSが勝利しつつある、のかも。
でも、OS開発という、活動について、それを貨幣経済に組み込むのを、極力排除しつつ(「極力」であって、おそらく全面的には排除はできない、ということをhitoさんは言われたかったのかと)、そういった音楽とか、画像データとか、限られた個人的活動ではおそらくまかないきれない、場合に、活動を支えるものとして、それに見合うだけの情報価値(それは個人の創作活動の場合とは比較にならないほどに大きなものとなるはずである)もまた、必要なのではないかと(その超過部分を現状では貨幣で補っていると見ることもできる)。
そういう膨大な情報を、例えばわかりやすくかつかなり直截(さっきの直接方式の、「直接」とは違います)な表現が許されるなら、商用的に利用する可能性を、実は、一定の場合には許される、というか、そうでもしない限りは、賄いきれないだろう、ということなのではないか。
http://zeitgeist-project.com/
このHPを見ると、Zeitgeistプロジェクトが、「ちょっと変わった偏屈な一個人によって作られたプログラム」などでは決してなく、Canonical 社が、ある意味社運をかけているといっても過言でないような、そういう大規模なものをやはり連想します。
自分の例でいえば、ログファイルの大きさは1ギガを超えていました。この膨大なログ情報の、全部とは言わないけど、何らかの形では、送信していたのではないでしょうか? そしてそれが、事前のかつ明示的な理解と同意に基づくならば、それが必ずしも悪いことではないと思っているのです。問題は、あくまでも、どこまでどの程度送信して、かつそれをなんのためにどのように利用しているのか、ということをこちら側にも知らせてほしいということなのですから。
あるメールアカウントで、「フランスでは〜」と書くと、直ちに、フランス料理屋とかフランスへの旅行のお誘いがある、そういうものがあります。これを、「ああ便利だ、ありがたい」、と思うか、「気持ち悪い」と思うか、それは人それぞれなのであって、でも、一定の条件であれば、気持ちが悪くても、そのメールアカウントを使うためには仕方がない、という程度までには同意は必要なのではないかと。
自分の情報は一切出さない、だけど、人の(他の人が創作し加工した情報だけでなく、他の人の人格に関わる情報も)情報は手に入れたい、というのが、極端なMeイズムだということも認めます。だから、その程度というか塩梅が大事なのだと。
ubuntuの場合、個人情報ポリシーについての詳細な説明はあるのでしょうか?
Firefoxとか、Googleあたりと比べてそのあたりは弱くないのでしょうか?
むしろマスデータ、ビッグデータをこういう形で利用します、だから協力して下さい、それが嫌なら、これを使わないで下さい、という方が、スッキリしているように思うのですけど、いかがでしょう?
他に、このzeitgeist について、例えば、スパイウエアではない、というような説明を見たりしました。確かに、OSの開発側、ではない、悪意の第三者に対しては、ルート権限を開放しない限りは、安全とはいえるのかもしれないけど、上記の点への疑念にはどなたもきちんと答えておられないように思います。
オフライン
VVEGR による投稿:
http://zeitgeist-project.com/
このHPを見ると、Zeitgeistプロジェクトが、「ちょっと変わった偏屈な一個人によって作られたプログラム」などでは決してなく、Canonical 社が、ある意味社運をかけているといっても過言でないような、そういう大規模なものをやはり連想します。
ubuntuの場合、個人情報ポリシーについての詳細な説明はあるのでしょうか?
Firefoxとか、Googleあたりと比べてそのあたりは弱くないのでしょうか?
むしろマスデータ、ビッグデータをこういう形で利用します、だから協力して下さい、それが嫌なら、これを使わないで下さい、という方が、スッキリしているように思うのですけど、いかがでしょう?
他に、このzeitgeist について、例えば、スパイウエアではない、というような説明を見たりしました。確かに、OSの開発側、ではない、悪意の第三者に対しては、ルート権限を開放しない限りは、安全とはいえるのかもしれないけど、上記の点への疑念にはどなたもきちんと答えておられないように思います。
ええと、おそらく比較的根本的なところで前提の差があるような気がするので、以下に書いてみます。
・根本として、システム設定→詳細→法律上の通知、というやつがベースの見解になるはずで、まずはそこを確認しましょう、という感じです。(←二度目)
そこから http://www.ubuntu.com/legal → http://www.ubuntu.com/legal/terms-and-policies → http://www.ubuntu.com/legal/terms-and-policies/privacy-policy にあります。
・ZeitgeistはCanonicalのプロジェクトではありません。一部の開発者はCanonical社員でしたが、たしかCanonical workとしてはパッケージングぐらいしかしてないのではないかと。
・ビックデータと呼ばれているものは特に夢の技術ではなく、マネタイズするためには多大なハードルがあります。広告と結びつけることによって金銭に変換することができることはGoogle等でよく知られていますが、実は属性が制御されていない、かつ購買行動に結びつかない傾向のつよい個人情報というものは非常にお金になりにくく(売り先があれば儲かることは確かですが、「Ubuntuを使っているユーザーがローカルマシンでやっている行動」というくくりにはほとんど価値がない)、きわめて厳しいです。もしZeitgeistに十分なマネタイズの可能性があるなら、お金のある各社が速やかに買収しているでしょう。これがお金にならない、という感覚はおそらくある程度ソフトウェアに詳しい人ならたいていの人が有しているもので、おそらくあまり再確認されないたぐいのものであろうとは思います。
・もちろん常識を超えると大儲けができる、というのは普遍的な構造なので、実はこっそり、という可能性を否定できるものではありません。が、世間的に儲かるかどうかまったく分からないとされているが、こっそりやった場合のリスクはあまりにも甚大、という気配です。その方向に進んでいる場合は関係者の中に相当数の狂った人が混じっていることを仮定する必要があり、そもそもその仮定のもとでは個人情報収拾以外に、より致命的なものがなんでもあり、という気がします。
基本的には「疑惑があればソースを見る、あるいはソースを読む能力のある人間になんらかの支払いをして依頼すれば良い」という前提もあるので、「ソースを読めないがこの部分に切り込みたい」というのは、問題解決という意味では相当にきびしめのアプローチ方法だと思います。
オフライン
本トピックで問題として提起されているのは以下の箇所ではないでしょうか。
ubuntu自体がこのログを外部勝手に送信しているという話もあるようですが、それは事実でしょうか?
例えば、スパイウエアではない、というような説明を見たりしました。確かに、OSの開発側、ではない、悪意の第三者に対しては、ルート権限を開放しない限りは、安全とはいえるのかもしれないけど、上記の点への疑念にはどなたもきちんと答えておられないように思います。
「勝手に送信」については #2 で hito さんが明確に否定しています。
これを超えて議論を続けるには、zeitgeist が収集したデータを実際に送信していることを確認してからにしないと、どこまでいっても憶測の域を超えられません。
自分でできないのであれば、協力者を募るとか、信頼できる情報をかき集めるなどが必要です。
また、悪意ある第三者が外部からこのログファイルを盗み見る可能性も排除できませんが、それについて、きちんと対策は摂られているのでしょうか?
これについては http://zeitgeist-project.com/ に回答らしきことが書かれています。
オンライン
個人情報とか、保護とか言った内容について、私は、下記ページを参考、足がかりにして検索しています。
高木浩光@自宅の日記: http://takagi-hiromitsu.jp/diary/
時間があれば、読んでみてください。
オフライン