
Ubuntu日本語フォーラム
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Ubuntu 20.04において、一部のアプリから印刷ができずに困っています。
アプリで印刷を実行すると、印刷のジョブはプリンターまで送信されます。
プリンターがウォームアップ状態になり、正常終了音のブザーが鳴ります。
しかし、何も印刷されずプリンタはスタンバイの状態に戻ってしまいます。
PC側にも、"Printing Completed"とポップアップが表示されます。
CUPS
テストページは、正常に印刷できます。
Evince
PDF1.4以下のPDFファイルは印刷できますが、
PDF1.5は印刷ができません。
Firefox
問題なく印刷できます。
LibreOffice
a2psのパッケージをインストールすることで、
問題なく印刷できます。
Gimp
印刷ができません。
ちなみにUbuntu 16.04では、特別なことをしなくても、すべて正常に動作していました。
プリンター:
RICOH SP 2200SFL
ネットワーク(LAN)接続
ドライバー:
RICOH SP 2200SFL用 PCL6(PCL XL)ドライバー Ver.1.01
sp-2200-300mf-pcl-1.01-noarch.deb
CUPSログ:
/var/log/cups/error_log エラーログのファイルはありません。
/var/log/cups/acces_log "Create-Printer-Subscriptions successful-ok"
どなたか解決方法をご存知でしたら、ご教示ください。
どうぞ、よろしくお願いします。
オフライン
あれからいろいろ試してみました。
OSを再インストールしてみましたが、結果は変わりませんでした。
また、OpenPrintingドライバーを試してみたところ以下のようになりました。
1. RICHO SP 2200SFL [en]
RICOH SP 2200SFL用 PCL6(PCL XL)ドライバー Ver.1.01
Ubuntu 16.04で正常に動作していたドライバー。
Ubuntu 20.04では、一部のアプリから印刷ができません。
2. RICHO SP 2200SFL PCL5 [en]
OpenPrinting Driver
PCL6純正ドライバーと同じで、一部のアプリから印刷ができませんでした。
3. RICOH SP 2200SFL PXL [en]
OpenPrinting Driver
こちらで印刷できるようになりましたが、
対応する用紙サイズ(PageSize)が少なく、
解像度(Resolution)が600dpiに固定されてしまいます。
何か不足しているパッケージでもあるのでしょうか。
Linuxの印刷システムは、Windowsとは違って難しいですね。
オフライン
タイトルの件、とりあえず自己解決です。
メーカのサイトにはドライバはあるものの、設定方法やサポートがないです。
これまで正しい設定方法が分からず、DNS-SDで適当に使ってきましたが、
OSをアップグレードしたところ、また同じ現象に遭遇してしまいました。
同じシリーズの上位機種のマニュアルなどを参考にいろいろ試してみたところ、
PCL6ドライバを使用して、LPDとIPPで問題なく印刷できることを確認しました。
OS: Ubuntu 24.04 LTS
プリンタ: RICHO SP 2200SFL
ドライバ: RICOH SP 2200SFL用 PCL6(PCL XL)ドライバー Ver.1.01
接続: 有線LAN
[1] DNS-SDの場合(NG)
dnssd://RICOH******************(******)._printer._tcp.local/
# 印刷できないものがある
# プリンタの登録ができないことがある
# ファイルサイズが大きいと印刷できない
[2] LPDの場合(OK)
ホスト名: 192.168.***.***
キュー: lp/PASSTHRU/PS
lpd://192.168.***.***/lp
lpd://192.168.***.***/PASSTHRU
lpd://192.168.***.***/PS
# 正常に印刷できる
# LPRで印刷する場合はキュー名が重要
# 時間: 速い
# 処理中の%表示: あり
# トナー残量: 表示できない
[3] IPPの場合(OK)
ipp://192.168.***.***/ipp
# 正常に印刷できる
# 時間: LPRと比べると少し遅い
# 処理中の%表示: なし
# トナー残量: 常に表示
接続方法によってメリット/デメリットがあるようです。
同じ問題で困っている方の参考になれば幸いです。
オフライン