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#1 2025-05-15 18:29:41

kicknoskie
新しいメンバ
登録日: 2025-05-12

UEFI非対応PCへの、インストールについて。

投稿失礼致します。
https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=17235

さて、私も上記インデックスと全く同じPC [富士通 Lifebook AH40/H]で、全く同じ症状に悩まされておりますので、
皆様のお力添えを頂きたく投稿に至りました。今時このPCをお使いの方がどれほどいらっしゃるか不明ですが、
あいにくこのスレッドでは未解決と思われ、かつ昨今の物価上昇により中古品をより長く使い続けたく、
挙げ句の果てにはWindows10がサポート終了も近づいていることから、中古PCの需要も減らないであろうと思われることから、
少しでも同じ様な症状でお困りの方々の参考にもなれば……という願いも込めての投稿です。

<主症状:OSが起動しません。> 
インストール自体は、問題なく終わります。
しかし……

→32Bit版のLinux(Antix23.1, Debian12)を試しにインストール後は、
FUJITSU のロゴ画面が出た後、一瞬黒画面が出てのち、すぐに再びFUJITSUのロゴ画面が出て黒画面……の繰返しです。
HDDのブートローダの読込みに失敗していると見受けられます。

→64Bit のLinux(Mint22 ,Sparky GameOver, Lubuntu24)を入れると、インストール後はFUJITSUの
ロゴ画面は出てもOSそのものを認識せず、光学ドライブかHDDか、の起動順序の選択画面になってしまい、
HDDを選んでも全くLinuxが起動しません。これはもう grub-efi 自体が読めてない、と見受けられます。

(どういう訳か Q4OS のGemini 64bit版だけは、MBR構成でインストール後に問題なく起動できました。
方や AlmaLinux9のインストールを試みたら、カーネルパニックが起きて全く相手にされませんでした………) 

<試したこと>
(BIOS設定 /phoenix BIOS Ver1.19)
secure boot=disable
高速起動→いいえ
UEFI設定項目→ありません。
Legacy USBサポート→はい
AHCP有効→はい)

・64Bitインストールメディアの grubx64とbootx64を grubia32とbootia32 に置き換える、
もしくは同じ/bootディレクトリ直下に入れる……をやっても、全てインストールは上手く行くも
起動順序の選択画面を繰り返すだけでした。

・GPT形式ではなく、MBRでHDDをファイル構成後にインストールしてみても、結果は32Bit版インストール時と同じく、
富士通ロゴ→暗転→ロゴ→暗転……の繰返しでした。

・インストール時、わざと初回はブートローダ(grub)抜きでLinux本体だけをインストールし、
メディアがPCをLive環境で再起動後に、別途ターミナルから /bootパーティションへ
sudo grub-install
sudo update-grub
を打って再起動後も、ロゴ→暗転を繰返す始末でした。
※32Bit版も64Bit版も、共にGPTではなくMBR形式のHDD構成です。

・インストール後に、Lubuntu24 等のインストールメディアを使い Grub Menuから、Cでコマンドモードに入り…
grub>search.file /etc/grub/grub.cfg
を試すと、GPTもMBRも共に、HDDからはgrub.cfgをそもそも探し当てられず、
CD や/dev/sdb等のインストール媒体が表示されるだけでした。

・32Bit と64Bit の両方のbootが出来る…との記事を見つけましたが、gdiskコマンドはHDDをGPT構成にしてしまうせいか、
冒頭のMBRを読み込んでくれません。またgrub-efiのインストール後に update-grub を打っても、このシステムはEFI非対応です、
という旨の警告が出てしまいます。
(参考→ https://pyopyopyo.hatenablog.com/entry/20160604/p1)

<考えられる原因>
このPC(富士通 Lifebook AH40/H) が、そもそもUEFI非対応であり Legacy Boot での起動であることから、
インストール自体は出来ても、再起動後に何故かBIOS と grubの橋渡しがどうも上手く行っていないな………、と判断されます。

<疑問点>
そこで皆様のお知恵や御経験を伺いたいのですが……
・grub2 が読込みに失敗し、メーカーロゴと暗転の繰返し…という症状は、
当該PC(Lifebook AH40/H)以外の Legacy BIOS(UEFI非対応)PCでも起こり得ますか?
またこの症状は、そもそもBIOSがgrubの読込み失敗…との判断で宜しいでしょうか?

・HDD(SSD)がGPT構成の場合でも Legacy BIOS 対応可能でしょうか。
(ダメかな…と思いMBR構成にしていますが…。)

・grubもgrub2ではなく、grub Legacy の代用を考えた方がいいでしょうか。

・/etc/grub/grub.cfg を直接編集すると、メーカーロゴ→暗転→メーカーロゴ→暗転を改善出来そうでしょうか?

・BIOS設定の AHCIサポートは Off の方がいいでしょうか?
(インストールメディアは、isoファイルをDVDに焼くかVentoy仕様のUSB利用で、
UEFI仕様を避けて居ますが、他にお薦めはありますか?)

・試しにLubuntu20.04 64Bit版をインストールしてみましたが、HDDをMBR構成にして、/boot パーティーションを /dev/sda1 に
設定しておりますが、開始セクタが2048 でした。これをセクタ1にする必要はありますか?

これらの疑問の1つでもお分かりの方や、他にも同じ様な症状に遭われた方々で解決方法が見つかった方が
いらっしゃいましたら、御教示下されば幸甚です。
併せて小生自身も、既に投稿されている他のTopicを参考にしたり、
併せて何故に Q4OS−64Bit版の Gemini だけがインストール後に無事に起動しているのか……等を
探って行きたいと思います。(え?Q4OSだけが上手く行った理由を知ってらっしゃるですって!? それも教えて下さいっ!) (笑)

最後までお読み下さり、有難うございました。

オフライン

 

#2 2025-05-16 08:14:23

subzero
メンバ
From: 北怪道
登録日: 2011-07-16

Re: UEFI非対応PCへの、インストールについて。

最近、2010年頃発売のATOM機(レガシーBIOS、パーティションテーブルMBR)にVentoyというソフトを使ってDebian12をインストールしましたが、特に問題は生じませんでした。
①sudo grub-installは、sudo grub-install /dev/sdaなどとディスクにインストールしてますでしょうか?
②また、sudo parted -l でPartition Table:msdosとなっていますでしょうか?これが:gptだとレガシーBIOSだと起動しないようです。

オフライン

 

#3 2025-05-17 19:43:50

kicknoskie
新しいメンバ
登録日: 2025-05-12

Re: UEFI非対応PCへの、インストールについて。

subzero 様
早速のレスポンス、有難うございました。・
①sudo grub-installは、sudo grub-install /dev/sdaなどとディスクにインストールしてますでしょうか?
→はい。確かに/dev/sda にインストールしておりました。
また、インストーラで /boot を選ばる場合は、/bootへインストールしておりました。

②また、sudo parted -l でPartition Table:msdosとなっていますでしょうか?これが:gptだとレガシーBIOSだと起動しないようです。
→その後、Lubuntu24.04 をこのPC(富士通 Lifebook AH40/H)にインストールしても
OS選択画面になってしまいまうので
subzero様がご教示頂いた gparted を、別のLive環境
(Ventoy経由で Mint20 Cinnamon)で実行したところ…

/dev/sda ⚠  

となっており、インストールソフト上で設定したはずの…
/dev/sda1    ext4   /boot   
/dev/sda2    ext4   /
/dev/sda3    ext4   /var
…の構成が、Liveメディア(DVD)のgparted 画面では全く反映されておりませでした。
しかしながら/dev/sda1/ や /dev/sda2 の中身には
$ sudo ls -l /dev/sda1
で見てみると、フォルダやファイルが入っておりますので
何故にgpartedでインストーラーの設定が反映されずに、⚠マークが出てしまっているか
引き続き他のディストリビューションの場合も含めて、
もう少し原因を探ってみたいと思います。

オフライン

 

#4 2025-05-17 20:33:38

elliptic
メンバ
登録日: 2020-03-05

Re: UEFI非対応PCへの、インストールについて。

LinuxMintのliveモードで boot-repairが使えます。
HDDのGRUB修復を試みて下さい。
----

#1 kicknoskie による投稿:

64Bitインストールメディアの grubx64とbootx64を grubia32とbootia32 に置き換える、

*.efiファイルはUEFIブートに使用するもので
非UEFI機には関係ありません。

#1 kicknoskie による投稿:

インストール後に、Lubuntu24 等のインストールメディアを使い Grub Menuから、Cでコマンドモードに入り…
grub>search.file /etc/grub/grub.cfg
を試すと、GPTもMBRも共に、HDDからはgrub.cfgをそもそも探し当てられず、

UbuntuやDebianでは /boot/grub/grub.cfg が既定の位置です。

#1 kicknoskie による投稿:

HDD(SSD)がGPT構成の場合でも Legacy BIOS 対応可能でしょうか。

できるPCもあればできないPCもあります。 BIOS次第です。
できそうにないときはMBRパーティションテーブルで
BIOSブート専用に構成して下さい。

#1 kicknoskie による投稿:

/etc/grub/grub.cfg を直接編集すると、メーカーロゴ→暗転→メーカーロゴ→暗転を改善出来そうでしょうか?

今はまだgrub.cfgを読むGRUBコアさえも動いていない状態です。
まずは せめて grub> または grub rescue> のプロンプトが表示できることを目指しましょう。

#1 kicknoskie による投稿:

BIOS設定の AHCIサポートは Off の方がいいでしょうか

ONのままにして下さい。

#1 kicknoskie による投稿:

開始セクタが2048 でした。これをセクタ1にする必要はありますか?

セクタ1 ... 2047の空間にGRUBコアイメージが置かれます。
ファイルは見えないけど必要な隙間です。
詰めないで下さい。

オフライン

 

#5 2025-05-17 21:55:10

subzero
メンバ
From: 北怪道
登録日: 2011-07-16

Re: UEFI非対応PCへの、インストールについて。

kicknoskie による投稿:

何故にgpartedでインストーラーの設定が反映されずに、⚠マークが出てしまっているか

この点についてだけですが、私もgparted で⚠マークが出た事あり、その時は、小さなパーティションAを大きなパーティションBへとコピーした時だったのですが、B-A=Cの部分が未処理の領域として残った為に⚠マークが出たようでした。

何かしらパーティションに異常があるのかもしれません。

(私の場合の時は、対応として、gpartedを開いて、パーティション上で右クリックしてcheckを選んでから、変更を適用する✓をクリックすれば修復されたと記憶しています。)

オフライン

 

#6 2025-05-20 09:08:41

ubuntu-linuxer
メンバ
登録日: 2015-02-14

Re: UEFI非対応PCへの、インストールについて。

ubuntu 20.04, 22.04, 24.04を旧型PCも含めて様々な環境で利用しています。
BIOSがRegacyからUEFIに変更になり、PC単位に個別に対応しています。
気になった点が3箇所あるので連絡します。
(1) DiskをMBRで利用との音ですが、gpartedでパーティションテーブルを初期化しましたか?
 gparted起動後 diskを選択 => Device => Create Partition Table => select new partition table type = msdos
(2) Memoryが4GBのPC
 最近、Memory 4GBのPCにubuntu-22.04を導入しようとしたのですが、Memory不足でだめでした。
 一時的に8GBに変更して、ubuntu 22.04を導入後、Swapを4GB追加して、Memoryを4GBに戻しました
(3) ubuntu-24.04
 ubuntu-24.04はGrubの導入先がMBR限定であり、UEFI対応に向かっています。
 ubuntu-22.04で試してはいかがですか?

オフライン

 

#7 2025-05-20 23:55:10

kicknoskie
新しいメンバ
登録日: 2025-05-12

Re: UEFI非対応PCへの、インストールについて。

【御礼】 やっとHDDから起動いたしました!!!!

皆様のUbuntu(思いやり/humanity for others)のお陰様をもちまして、
無事にインストール後にHDDから起動することが出来ました!!
本当にありがとう御座いました。 ほんま、ほんま、おおきに(^j^)
ウーーーブントゥ♪ Uuuuuuuuu Bun TU〜♪♪♪

<試したこと>
以前にも インストールが上手く行かない、という記事がいくつかあり、
その中で特に h130884 様が
https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=22167
のトピックで、似た様な症状でお困りであることから……

1.Mint22やLubuntu24等のライブDVD起動上で、事前にパーティーションを作成しました。
$ sudo fdisk /dev/sda

o でdos指定

nでMBRのパーティションを作る
/boot (624BM)
/  (任意の数値)
/var (任意の数値)

aでブートフラグを/dev/sda1 に立てる

2.パーティーション作成後に、事前にext4でファイルシステムを設定しました。
$ sudo mkfs.ext4 /dev/sda1  〜 sda3か4も

上記の 2 の工程までを終えたHDDに、ライブ環境からインストールをしましたが、その際には
インストーラーにHDDを初期化やフォーマトさせず、ファイルシステムだけをインストールさせました。
MBRのインストール先も、bootフラグが立っているパーティーションを指定しております。

3.それでも…メーカーロゴ→起動順序の画面、になってしまったので、Live環境で再起動後
Mint20 のBoot Repairツールで、インストール済のHDDに対して
MBRだけ(←ココ重要!)を修復してみました。(Grub再インストールは行なっておりません。)

再起動してみると……
よーーーーやくメーカーロゴの跡に、ちゃとHDDから起動出来ました!
いやー嬉しかったですねぇ (^▽^)

(別のHDDを工程1の段階で、/boot ディレクトリを作らず、/dev/sda1 の開始セクタから / にして、
そこへbootフラグを立てた環境にインストールをしても、後で無事にHDDから起動出来ました。)
(MX Linux20 の場合は 上記2までの工程で、HDDから起動することが出来ました)

<インストールを試したOS>
Lubuntu24.04 (DVD-RWメディア)  Linux Mint 22 (DVD-RWメディア) 
MX Linux-21(Ventoy経由、Nomal起動)
(Boot Repairに限り、Vemtoy仕様のUSBから、Mint20を利用しました)

※今後も Zorin OS や Manjaroo そしてDebian12 もMBR構成(←ココ大事!)で
試してみようと思います。

+++ 返信の部 +++
>subzero 様
いち早くレスをつけて下さり、ありがとう御座いました。
その後 gparted がLubuntu24ライブになかったので、Mint22をインストール後に起動しなかった環境で、
Lubuntu24ライブ上から KDEパーティーションで/dev/sdaを覗いた際に、
インストール自体は上手く行っていた様に見受けられ、⚠マーク等は表示されませんでした。
またgparted に、右クリックで簡易修復が出来る機能があったとは知りませんでした。

>elliptic 様
大変詳しい解説を、有難うございました。
1.実は何度か LinuxMintのliveモードで boot-repairを試みたのですが、上手く行かなかった経験が
 かつで御座いました。(それで今回 MBR 修復だけを試みてみよう…、という案が思いつきました。) 
2.grub> で、/etc/grub/grub.cfg と書いたのは小生の文章違いでした。
3.GPT対応非対応かはBIOS次第、である旨も、とてもよく納得できました。
 今までGPTでインストール後 OS選択画面になってしまった場合は、インストールメディアから起動し
 boot=caspar の欄を root=/dev/sda?(← / があるHDDのパーティーション番号) に書き換えれば、
 間接的ではあれどHDDから起動をしてました。
 しかし、MBR 構成にした方がいいだろう、と確信を持てたのは、elliptic様をはじめ、他のトピックス記事も
 あれこれ参考にた結果でございました。
4.grubについても、セクタ1〜2047 にコア部分があり、これがそもそもBIOSから読み込めていない状態、と、
 改めてelliptic 様がご教示下さったお陰様にて、grubの理解が深まりました。
5.またBIOSのAHCIが grubコアに何ら影響しない(?)点も勉強になりました。

>ubuntu-linuxer 様
レスポンス、有難うございました。
お名前からお察ししますところ、本当に各種様々なPCでのLinuxのご経験があるとお見受け致します (^▽^)

(1)gparted について
ライブDVDのソフトの中に入っていなかったので、gpartedソフトは使っておりません。
しかし、事前にパーティーション作成&EXT4を作るのがいいだろう、と判断していたので、
gdisk ではなく あえて fdisk コマンドでインストール前のHDDを、工程1に記した内容でHDDを仕込みました。
ご教示頂いた  select new partition table type = msdos と同じ工程も御座いますね。

(2)物理メモリについて
小生が今回、どうしてもこの 富士通Lifebook AH40/H にLinuxをインストールしたかった理由が、何を隠そう、
実は古いPCでも物理メモリが 8GBを搭載出来たから… というのも御座いました (^^;) 
逆に4GB での環境はまだ未経験なので Lubuntu24.04 が4GB に非対応なのは存じませんでした。
貴重な情報を感謝致します。

(3)Ubuntu24.04 について
今回の事象…… HDDからインストール後に起動しない、もしくは暗転後に再起動の繰り返し……という原因が、
BIOS からgrubの読み込みが上手く行かない、と睨んでおりましたので、Linux Mint20の boot-repair で、
まさしくMBRだけを修復してみる、という作戦に漕ぎつけました。
幾つかインストールを試してみましたが、MBR構成のHDD へ Lubuntu24 が入ったのは、MBRを重視したのが
功を奏したのかもしれませんね。

最後までお読み下さり有難うございました。  m(_|_)m

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