
Ubuntu日本語フォーラム
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デスクトップ版とサーバ版の違いについては、ホームページにも十分情報が出ているわけですが、私が考えているのとちょっと違うので質問させて頂きます。
これからインストールするPCはファイアウォール内部にあり、せいぜい5,6名ぐらいが外部からアクセスして個別に数値計算などを行うというものです。また、そのPC本体を前にしていろいろと仕事(もちろんGUI環境で)をすることもあります。
ubuntuのホームページで説明されている、デスクトップ、サーバの違いはパーソナルユースとビジネスユースであり、サーバにはGUIさえなく、数百というアクセスを裁こうかという印象です。一方、デスクトップはWindows,MACに取って代わろうという思想のように見受けられます。
私の場合、サーバ機能を保持しつつ、デスクトップ風にも使うということで、その中間ぐらいを行くことになります。デスクトップ版をインストールしてサーバ機能(ssh, ftp, scp, appache, mysql, php)を後から付加した方が簡単でしょうか。それともサーバを導入してデスクトップ機能を入れる方がいいでしょうか。デスクトップ版にsshなどを導入するのは、sudo apt-get install ssh だけで済むのでしょうか。TCP-wrapper, /etc/hosts.allow, デーモンのサービスの起動などの細かな設定やエディットが必要かも知れませんが。ubuntuのデスクトップ版にはGUIでそのようなことをする項目がなさそうな印象です。逆にサーバにXを入れていく作業は難しそうです。
どのように考えたらよろしいでしょうか。
オフライン
hoso1093 による投稿:
私の場合、サーバ機能を保持しつつ、デスクトップ風にも使うということで、その中間ぐらいを行くことになります。デスクトップ版をインストールしてサーバ機能(ssh, ftp, scp, appache, mysql, php)を後から付加した方が簡単でしょうか。それともサーバを導入してデスクトップ機能を入れる方がいいでしょうか。
最終的にXと各種サーバプロセスが動作しているUbuntuを作りたいのであれば、どちらの方法でも同じものができあがります。カーネル以外は。
hoso1093 による投稿:
デスクトップ版にsshなどを導入するのは、sudo apt-get install ssh だけで済むのでしょうか。
yes
パッケージ名はopenssh-serverですが。
hoso1093 による投稿:
逆にサーバにXを入れていく作業は難しそうです。
taskselを起動して、Ubuntu-DesktopにチェックをいれてOKを押すだけです。
オフライン
hoso1093 による投稿:
これからインストールするPCはファイアウォール内部にあり、せいぜい5,6名ぐらいが外部からアクセスして個別に数値計算などを行うというものです。また、そのPC本体を前にしていろいろと仕事(もちろんGUI環境で)をすることもあります。
ubuntuのホームページで説明されている、デスクトップ、サーバの違いはパーソナルユースとビジネスユースであり、サーバにはGUIさえなく、数百というアクセスを裁こうかという印象です。一方、デスクトップはWindows,MACに取って代わろうという思想のように見受けられます。
一応、あまり明確に書かれていませんが(書いてあっても微妙なので)、かるーく書いておくと、
・Desktop版は頻繁にOS側でタスク切り替えをかけ、応答性能を重視したカーネル(ただしタスク切り替えのコストがかかるので、その分「ヘビーな」処理は苦手です)。
さらにDesktop特有のハードウェア(3GとかWLANとか3D関連とか)のドライバと省電力モードを追加。
・Server版はタスク切り替えの頻度を抑え、ヘビーな処理を効率よく行えるようにカーネルを構築。さらにServer特有のハードウェア(FC-HBA)などなどのサポートを加えている。
という違いです。初期インストールされたパッケージの違いはありますが、sudo tasksel することでDesktop <=> Serverの入れ替えは用意に行えるようになっています。
で、お望みの使い方であればDesktop版を使ってServer関連のパッケージを入れれば問題ないと思います。
ただ、9.04からはServerでも積極的な省電力モードのサポートが入りますし(完成系は9.10)、3D関連ドライバもGPGPU用途で必要になるので有効になっていきますので、タスク切り替えの頻度と初期パッケージだけが違いになると思います。
オフライン