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#1 2007-09-18 02:02:37

ryos
メンバ
登録日: 2007-09-17

DEXCSのご紹介

はじめまして、柴田と申します。事例紹介という事で、情報提供させていただきます。よろしくお願いします。
現在、共同研究の一環として、Ubuntuをベースにして、CAE:Computer Aided Engineeringのオールインワンシステム「DEXCS:Digital Engineering on eXtensible Computing System」を開発しています。
CAEと言うのは、ものづくりの設計過程で必要となる数値解析、例えば構造解析や流体解析ですが、これは商用のシステムは非常に高機能ですがその分高価です、一方、オープンソースのシステムもありますが、様々なシステムを構成する必要があり、構築が大変です。そこで、オールインワンで利用できるものとしてDEXCSがあります。
特徴としては、Ubuntuをベースとして、各種のCAEツールを組み込み、CD起動のCAE動作環境としても、HDへのインストールメディアとしても利用できることです。これにより、複雑なソフトウエアの構築作業を利用者が行うことなく、CAEのソフトウエアシステムを手軽に利用することが出来ます。
今後、色々な形で情報発信してゆこうと思います。ところで、このDEXCSを、今後は広く使用してもらえるように、公開しようと思いますが、Ubuntuをベースにしたシステムを公開するためには、何らかの手続きが必要なのでしょうか?少し、気になっています。関係者の方の、ご助言がいただければ、幸いです。

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#2 2007-09-18 10:55:25

ryos
メンバ
登録日: 2007-09-17

Re: DEXCSのご紹介

補足です。先にご紹介したDEXCSでは、以前、このサイトで公開されていたUbuntuのリマスタツールを用いています。このツールのおかげで、容易にオリジナルシステムが構築でき、重宝しています。
しかし、2点ほど、困ったことがあります。
1:平成19年9月18日の時点で、このツールが表向き公開されていません。サイトのseachで探すと、oldの中に見つけることができます。いずれ、最新版が公開されるのでしょうか?
2:先に利用したリマスタツールは、6.06用となっていますが、7.04に流用しても利用できるようです。この情報については、追って公開されるのでしょうか?

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#3 2007-09-18 11:01:52

jkbys
管理者
登録日: 2006-10-05

Re: DEXCSのご紹介

ryos による投稿:

今後、色々な形で情報発信してゆこうと思います。ところで、このDEXCSを、今後は広く使用してもらえるように、公開しようと思いますが、Ubuntuをベースにしたシステムを公開するためには、何らかの手続きが必要なのでしょうか?少し、気になっています。関係者の方の、ご助言がいただければ、幸いです。

ほとんどの場合、特別な手続きは必要ないと思います。ただし、「Ubuntu」という名称の使用には注意が必要です。
詳しくは、以下のページに書かれています。

  http://www.ubuntu.com/aboutus/trademarkpolicy

「Ubuntuベースです」と書くことは問題ないものの、「○○ Ubuntu」や「○○buntu」といった名称を付けてはいけないようです。

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#4 2007-09-18 11:06:25

jkbys
管理者
登録日: 2006-10-05

Re: DEXCSのご紹介

ryos による投稿:

1:平成19年9月18日の時点で、このツールが表向き公開されていません。サイトのseachで探すと、oldの中に見つけることができます。いずれ、最新版が公開されるのでしょうか?
2:先に利用したリマスタツールは、6.06用となっていますが、7.04に流用しても利用できるようです。この情報については、追って公開されるのでしょうか?

すみません、リマスタツールの動作確認をする手間がとれず、放置状態になっています。
今は、Ubuntu Customization Kit(http://uck.sourceforge.net/) という便利なものも出てきましたので、そちらにシフトしていくのが良いのかな、と思っています。

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#5 2007-09-27 18:26:31

ryos
メンバ
登録日: 2007-09-17

Re: DEXCSのご紹介

「Ubuntuベースです」と書くことは問題ないものの、「○○ Ubuntu」や「○○buntu」といった名称を付けてはいけないようです。

お返事が遅れましたが、上記コメントありがとうございます。現在、DEXCSのダウンロードに向けて準備を進めています。また質問ですが、よろしくお願いします。それは、Ubuntuベースのシステムを公開すると、その中には、IPA-Fontsが含まれることになります。

その場合には、Ubuntuの日本語版にあるような、以下のような再配布の条件を示すことが必要と考えた方が良いでしょうか?この条件を記した文書を同梱することで再配布が可能とあるのですが、Ubuntu日本語版には、どこかにこの文書が含まれていると理解してよいでしょうか?

http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized/license-ipafonts

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#6 2007-09-27 18:49:42

hito
管理者
登録日: 2007-03-18

Re: DEXCSのご紹介

/usr/share/doc/opfc-modulehp-ipamonafont-source/copyright に当該の
ライセンス文書が含まれています。

これはipamonaをインストールする際に必須のopfc-modulehp-ipamonafont-sourceに
含まれています(dpkg -L dpkg -L opfc-modulehp-ipamonafont-source参照)。

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#7 2007-10-07 09:15:21

ryos
メンバ
登録日: 2007-09-17

Re: DEXCSのご紹介

ryos による投稿:

今後、色々な形で情報発信してゆこうと思います。ところで、このDEXCSを、今後は広く使用してもらえるように、公開しようと思いますが、Ubuntuをベースにしたシステムを公開するためには、何らかの手続きが必要なのでしょうか?少し、気になっています。関係者の方の、ご助言がいただければ、幸いです。

投稿者本人です。やっと準備が出来て、以下のサイトで公開を開始しました。まだ内容も不十分ですが、徐々に充実させてゆこうと思います。CAEと言う専門的なシステムですが、Ubuntuを活用した1つの事例になると思います。
http://dexcs.gifu-nct.ac.jp/

カスタマイズは、ツールのおかげで、比較的容易に出来ました。このような形で、様々な目的を持ったUbuntuが今後も誕生してくることを期待しています。

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#8 2007-11-25 08:10:20

ryos
メンバ
登録日: 2007-09-17

Re: DEXCSのご紹介

jkbys による投稿:

1:平成19年9月18日の時点で、このツールが表向き公開されていません。サイトのseachで探すと、oldの中に見つけることができます。いずれ、最新版が公開されるのでしょうか?
今は、Ubuntu Customization Kit(http://uck.sourceforge.net/) という便利なものも出てきましたので、そちらにシフトしていくのが良いのかな、と思っています。

実は、現在公開しているDEXCSは、Ubuntu6.*で構築しており、そこでは、Ubuntu6.06のremasterツールを使っていました。DEXCSらしくするために、背景を変更しており、/var/lib/gconf/debian.defaults/%gconf-tree.xml 中の /usr/share/backgrounds/warty-final-ubuntu.png を変更しています。

同じremasterツールで、Ubuntu7.10版を作ろうと思っており、6.06用のremasterツールでも、可能なことは確認しましたが、上記の背景を変更する方法が有効になりません。色々と探して取組んでいるのですが、解決できません。何か、ご助言がありましたら、よろしくお願いします。

また以前のご回答のように、UCK:Ubuntu Customization Kit を使うことが必要なのでしょうか。

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#9 2007-12-10 13:27:43

ryos
メンバ
登録日: 2007-09-17

Re: DEXCSのご紹介

ご紹介してきましたDEXCSは、Ubuntu7.10に対応して、現在、開発を進めております。これまでは、構造解析ADVENTUREを解析のコアにしたものをリリースしてきましたが、流体解析への対応希望が多く寄せられていました。
そこで、Ubuntu7.10のVMware版に、各種のツールの組み込んで、VMware版のDEXCSを作り、さらにOpenFOAMを組み込むことで、流体解析に対応できるようになりました。ご興味がありましたら、ぜひ、ご覧ください。
http://dexcs.gifu-nct.ac.jp/pukiwiki/index.php

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#10 2008-02-02 10:03:48

ryos
メンバ
登録日: 2007-09-17

Re: DEXCSのご紹介

今回は、ubuntu-7.10のVMware仮想ディスクに、オールインワンCAEシステムDEXCSを組み込んだファイルを公開しております。CD起動に比べ、色々な利点がありますので、ご紹介します。
http://dexcs.gifu-nct.ac.jp/pukiwiki/index.php

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#11 2008-12-07 21:55:36

ryos
メンバ
登録日: 2007-09-17

Re: DEXCSのご紹介

柴田と申します。Ubuntuを用いたオールインワンCAEシステムDEXCSについて、2008年版を公開しましたので、ご紹介します。今回は、VMware版のみですが、Ubuntu7.10のVMwareイメージがベースになっています。なお、次期2009年版の開発では、最新の8.10をベースに進める予定です。

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     DEXCS2008VMware版 12月07日に公開致しました。
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オープンCAE:DEXCSは、構造解析や流体解析で必要となるフリーのプログラム
を、オールインワンに統合した無償のシステムです。昨年度より公開を始め、
二百名を超えるダウンロード実績があります。機能を制限した試用版ではなく、
弾性の構造解析や一般的な流体解析においては、実規模問題を解決できるシス
テムとなっています。初学者向けのCAEの教育研修には、最適のシステムです。

今回以下のような特徴を持つ最新版である「DEXCS2008」を公開いたしました
⇒ダウンロードしてVMware上に構築するだけで簡単にCAE環境を実現できます
⇒DEXCS2008は、公開予定の弾塑性解析や流体解析の基盤となるシステムです
⇒フリーのプリポスト機能を持ちADVENTUREによる構造解析が組込み済みです
⇒DEXCS2008をベースにしてOpenFOAMによる流体解析システムを実現できます

ご興味がありましたら、是非以下の公式サイトをご覧下さい。ダウンロード
に必要な手続きと、システムの活用方法をご紹介しています。
簡単な利用登録をしていただければ、自由にダウンロードしていただけます。
   □■ DEXCS公式サイト:http://dexcs.gifu-nct.ac.jp ■□

ご利用方法については、上記サイトに詳細なドキュメントを用意しています。
またユーザー間の情報交換の場も、Google Group や mixi で行っています。

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