
Ubuntu日本語フォーラム
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長年使ってきたマシンのパーツを新調したのをきっかけに、DebianからUbuntuへの移行を考えています。
ほとんど初期設定のまま、インストール直後から使え、また、色々なdeb形式で提供されているソフトもubuntu対応の物が多く手を加えることなくそのままインストールでき使いやすいと思います。ただ、プリンター関係で困り、色々自分でも設定変更などをしてみたのですが解決せず、質問させて頂きます。
ただ、プリンターサーバーとしても使ってきていたので、Windows、Macから印刷できるように、usb接続しているレーザープリンターを共有設定などを済ませて印刷してみたところ、プリンターにデータが送られるまでの待ち時間がとても長く感じます。
試しに、WordのA4・2ページ程度の書類を印刷したところ、これまでは15秒くらいで印刷完了していたのが、25秒くらいかかります。
これまではドライバをRawとして、WindowsやMac側のドライバで処理して印刷していました。Ubuntuの場合はインストール時点で自動的にcups-filtersというのが入っており、また、接続もusb://…ではなく、implicitclass://…となっています。
手動でプリンターを追加しようとしましたが、usb接続されているプリンターが見当たりません。念のためにlsusbで調べてみると、Brother…と出て来るので認識はされているようです。
ちなみに、インストールしたUbuntuは20.04LTSの日本語Remix版です。これまで使っていたのはDebian10Busterです。プリンターはBrotherのHL-L5100DNというレーザープリンターです。
何か解決のヒントになる情報があればご教示下さい。
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自己レスで、連続書き込みすみません。
その後、Ubuntu18.04.3LTSをLiveで起動して試してみたところ、Rawドライバを入れることができ、以前のDebian10と同様の設定ができることが分かりました。Macなどからの印刷でも遅くなることはありません。
そこで、いったんUbuntu18.04.3LTSでインストールして、20.04.1LTSにdist-upgradeした場合は、この設定は引き継がれるのでしょうか?それとも、20.04.1では印刷周りの仕様変更により(引き継がれず)、先ほどのような設定になってしまうのでしょうか?
もし、引き継がれるようならば、いったん18.04.3でインストールしてから20.04.1にアップグレードしてみようと思います。
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解凍になっていないかもしれませんが。
経験上、日本語Remix はおすすめしません。
というのは、公式には主に日本語化が目的とされているようですが、以前、Ubuntu 16.04 LTS 日本語Remix を使用したときに、タスクトレイの接続アイコンから、接続先の SSID を選択しパスワードを入力しても無線の接続ができず、時間をかけて修正を試みましたが解決しなかったということがあったからです。
そこで、「もしかして日本語Remix は言語関連以外にも接続関連も含めていろいろといじくられているのかもしれないな・・」と思い、本家の Ubuntu 16.04 LTS を利用したところ、何事もなくすんなり接続できたということがありました。
このとき以来、日本語Remix は使わなくなりました。
なので、印刷関連の機能が改善されるかどうかはわかりませんが、もし、20.04 LTS が使いたいのであれば、本家の 20.04 LTS をダウンロードし、インストール後に日本語化して使ってみるといいかもしれませね。
私の場合は、再インストールの際は、手間を省くためあらかじめ archive ディレクトリからアップデートファイルのキャッシュ( .deb )をバックアップ保存しておき、Ubuntu をクリーンインストールする必要がある場合は、オフライン状態で「 dpkg -i *.deb 」で追加の日本語化ファイルその他のアップデートをしたりしています。
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nekotatsu17さん、どうもコメントありがとうございます。
頂いたコメントを参考に、日本語Remix版ではない、オリジナルの20.04版をLiveで立ち上げて印刷周りの設定を試してみました。
ただ、残念ながら、18.04では出来ていた、usbプリンターとして接続した上でRawドライバーを入れて使うということはできませんでした。
今回、RyzenにCPUを変えてDebianだとグラフィック周りを色々といじってやらないといけなかったことから、Ubuntuへの乗換を考えたのですが、プリントサーバーで希望する使い方の設定方法が見つかるまで見合わせたいと思います。
どうも印刷周りのデフォルトの仕様が変更になっているのではないかと思います。
cups.confを手動で書き換えればできるのかとは思いますが、引き続き調べてみるようにします。
どうもありがとうございました。
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Ubuntu20.04でプリンターがUSB接続での印刷設定ができない問題についてですが、Brotherの英語(ニュージーランド)のページで取り上げられていることが分かりました。
→I cannot print or scan via USB on Ubuntu 20.04 or later or on its derivative (Linux)
https://support.brother.com/g/b/faqend.aspx?c=nz&lang=en&prod=mfcl3770cdw_us_eu_as&faqid=faq00100729_000
すでにパッチのdebファイルが用意されています。
まだ、試せていませんが、情報共有まで書き込んでおきます。
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早速、Ubuntu20.04をLiveで立ち上げて、ブラザー提供のパッチのdebファイルをインストールしてみました。
いったん、プリンターのusbケーブルを抜き差ししなければなりませんでしたが、その後、 「追加」でusb接続されているプリンターが見えてセットアップをすることができました。
共有の上、MacやWindowsから印刷してみましたが、問題なく印刷できました。
これで、Ubuntuへの移行ができそうです。
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以前、この問題を調べていた時点では、ブラザーのパッチファイルの情報は英語版でしか見つけられなかったのですが、現在は、日本語のサイトにも掲載されていることが分かりました。(おそらく、2021年2月2日の更新で反映と思います)
以下、urlを貼り付けておきます。
■【インクジェット/レーザー プリンター】(USB接続) Ubuntu 20.04 以降で、印刷またはスキャンできません(Linux)|ブラザー
→ https://faq.brother.co.jp/app/answers/detail/a_id/9356/~/%E3%80%90%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%2F%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC-%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%80%91%28usb%E6%8E%A5%E7%B6%9A%29-ubuntu-20.04-%E4%BB%A5%E9%99%8D%E3%81%A7%E3%80%81%E5%8D%B0%E5%88%B7%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%81%AF%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%EF%BC%88linux%EF%BC%89
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koji_ubu による投稿:
usb接続しているレーザープリンターを共有設定などを済ませて印刷してみたところ、プリンターにデータが送られるまでの待ち時間がとても長く感じます。
関係ないとは思いますが、USB接続の速度、ちょうど今話題ですね。
USB 3.0機器はゆっくり差すと2.0、素早く差すと3.0として認識されるのは仕様
https://idle.srad.jp/story/21/05/13/008243/
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redredさん、リプライありがとうございます。
USB端子を差し込み速度によって、認識のされ方が異なるのですね。初耳でした。
使用しているプリンターはUSB2.0ですので、この件とは関係ありませんが、USB3対応の外付けハードディスクを差す時には素早くするように気をつけないと、せっかくの性能が活かせなくなりそうですね。
20.04以降、USB接続のプリンターが認識されないというのは、ブラザーの製品のみに発生しているレアケースなのでしょうか。
今後のUbuntuの開発の中で、パッチを当てなくても認識されるようになることを期待しています。
(とりあえず、ブラザーのパッチを当てることで問題なく使えていますので、実用上は問題ないのですが、パッチが提供されていることを知るまで、かなり悩みました汗)
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実は、ブラザー以外の国内メーカー(まあ二社しかないですが)は基本的にLinuxのドライバは開発していないか、開発していても最新には対応していないとか昔のドライバがあってそれを使えば?動かなくても聴かないでねっていう感じです。
パッチがでて、純正のドライバがあるブラザーがLinuxユーザー的には選んであげるべきメーカーなのです。
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arrayさん、リプライどうもありがとうございます。
array による投稿:
実は、ブラザー以外の国内メーカー(まあ二社しかないですが)は基本的にLinuxのドライバは開発していないか、開発していても最新には対応していないとか昔のドライバがあってそれを使えば?動かなくても聴かないでねっていう感じです。
パッチがでて、純正のドライバがあるブラザーがLinuxユーザー的には選んであげるべきメーカーなのです。
確かにそうですね。メーカー側でパッチの対応などをしてくれるブラザーはありがたいですね。
Debianを使い始めた当初はまだCUPSが出る前で、gsをかましてプリンターを使っていました。
その当時は、esc/pやesc/pageが苦労せずに使えるということでエプソンを選んでいましたが、この15年くらいはずっとブラザーを使い続けています。
他の会社も、Linux対応は頑張ってほしいですね。
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