
Ubuntu日本語フォーラム
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予備として持っている古いPC(Inspiron 640m 4GB)の内蔵 HDD へ、20.04 LTS をふつうにインストールしました。
インストール終了後に確かめてみたところ、スワップファイルが作成されていませんでした。
これは、Lubuntu 20.04 LTS の仕様なんでしょうか、それともバグなんでしょうか?
また、Lubuntu ではなく「 Ubuntu 20.04 LTS 」のインストールの場合でも、スワップファイルは作られないのでしょうか?
スワップファイルが作成されない原因とは思えませんが、セットアップのとき、パーティションを設定する画面で「手動パーティション」を選択し、新規のテーブルと一個のパーティションを作成しました( インストール先の HDD はあらかじめゼロ書き込みをして初期化したものを使用しています)。
インストール直後はスワップファイルがないのにも関わらず「swappiness」が既定の「60」に設定されてしまっているためなのか、フリーズせずに開くことのできるブラウザのタブの個数が、それまでの半分以下となってしまっていて、ブラウザ自体も重く、メモリ不足のような状態になっていました。
現在は、手動でスワップファイルを作成し有効化したので問題は解消していて、ブラウザに表示できるタブの個数も以前と同様になり、ブラウザ自体も軽くなりました。
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昔は手動でスワップパーティションをつくっていたのですが、18.04以降はスワップファイルをインストール時に自動で生成するようです。
そういう錯誤かしら?
私もubuntuインストール時は自分でパーティションを仕切りますが、スワップパーティションはつくりません。
でも、標準インストールされるシステムモニターで私のPCではスワップ2Gで設けられているのが見て取れます。
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redred さん、ありがとうございます。
>私もubuntuインストール時は自分でパーティションを仕切りますが、
Ubuntu の場合は、インストールウィザードの途中で、手動でパーティションを構成しても「スワップファイル」は作成されるんですね。なるほど・・
パーティション構成を自動で行った場合にどうなるのか、HDD が一個余っているので、いまから試してみようと思います。
今回インストールしてみて気づきましたが、どうやら、Lubuntu 20.04 LTS の場合は、少なくとも手動でパーティションを構成した場合は「スワップファイル」は作成されないようです。。
問題だな思ったのは、今回の私のように、スワップファイルが作成されていないことに気づかないまま Lubuntu を使っていこうとしているユーザーがいたとすると、既定では「swappiness」が「60」に設定されていることと相まって、ブラウザでタブをたくさん開いて閲覧中に搭載メモリの半分程度を使い切ったあたりから動作が急激に遅くなるので、「 Lubuntu は軽量な OS なはずなのに大して軽くないな」という印象をユーザーに与えてしまいかねないことです。
私には知識がないのですが、インストールの際に、既定で「swappiness」が「60」に自動で設定されるのにもかかわらず、なぜかスワップファイルは自動では作成されない(ユーザーが手動で作成しなければならない)・・ということがパフォーマンスに大きな影響を与えてしまっているんじゃないのかなと疑問に思い、スワップファイルが作成されない理由がしりたく質問しました。
実際に、インストール直後のスワップファイルがない状態のまま、「swappiness」を既定の「60」から「0」に変更してみると、搭載メモリ容量を使い切るまで軽く動作するようになりました。
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>Ubuntu の場合は、インストールウィザードの途中で、手動でパーティションを構成しても「スワップファイル」は作成されるんですね。
はい。Windowsとのデュアルブートにしているので、Windowsのパーティション群の後ろの未割り当てに1つext4をつくる単純なやつです。
公式フレーバーもこういうところで違いが出るものなのですね。
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#1
nekotatsu17 による投稿:
Lubuntu ではなく「 Ubuntu 20.04 LTS 」のインストールの場合でも、スワップファイルは作られないのでしょうか?
Ubuntu Desktop は Ubiquity でインストールされます。
Lubuntu(18.10〜)は Calamares でインストールされます。
インストールツールも 設定も違うので挙動は異なります。
Ubuntu Desktopでは特に指定しなければ スワップファイル /swapfile が作られます。
サイズは ディスクの空きの5% または 2GiB の小さい方になります。
nekotatsu17 による投稿:
Lubuntu 20.04 LTS をインストールしましたがスワップファイルが作成されていませんでしたが仕様なのでしょうか
今 直接実験できないので 推定ですが…
Lubuntu の Live環境に 設定ファイル
/etc/calamares/modules/partition.conf
があると思います。 内容は
efiSystemPartition: "/boot/efi" enableLuksAutomatedPartitioning: false neverCreateSwap: true drawNestedPartitions: true
neverCreateSwapが スワップをパーティションでもファイルでも作らない
というスイッチだと思います。
https://git.launchpad.net/ubuntu-calama … ition.conf
#3
nekotatsu17 による投稿:
Ubuntu の場合は、インストールウィザードの途中で、手動でパーティションを構成しても「スワップファイル」は作成されるんですね。
手動でスワップパーティションを作成指定するならそちらを使って スワップファイルは
作られません。
以前からスワップファイルを使っていたパーティションに上書きインストールするときは
それを再利用するので新規作成はされません。
スワップについて特に指定しなければ /swapfile が作られます。
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elliptic さん、ありがとうございます。
>インストールツールも 設定も違うので挙動は異なります。
ウィザードのパーティション設定で「手動パーティション」ではなく、「ディスクの削除」を選択してみましたが、スワップファイルは作成されていませんでした(swapon --show、free コマンドで確認)、意外でした。
Lubuntu 20.04 では、スワップファイルはインストール後に手動で作成しなければならないことがわかりました。mozc のインストールも手動で行わなければならないので、手間がかかります。
LiveUSB の「partition.conf」の内容は、教えていただいた内容とは異なっていて「neverCreateSwap」が存在せず、かわりに「userSwapChoices」がありました。
--
efiSystemPartition: "/boot/efi"
enableLuksAutomatedPartitioning: true
userSwapChoices: none
drawNestedPartitions: true
defaultFileSystemType: "ext4"
--
>手動でスワップパーティションを作成指定するならそちらを使って スワップファイルは
作られません。
手動で作成するときには、スワップパーティションは作成せず、ディスク全体に一個のパーティション(ext4)を作りました。ふつうに考えれば、スワップパーティションを作成していないわけなので、自動的にスワップファイルが作られていてもよさそうなものだと思いますが作成されていなかったので、変だなあと思いました。
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https://github.com/lubuntu-team/calamar … 70fa685e14
意図的にuserSwapChoices: noneになっていたのではなくてバグだったようです。
http://changelogs.ubuntu.com/changelogs … /changelog
lubunntu 21.04にはこの修正が入ってます
lubunntu 20.04にもフィードバックされるといいんですけどね。
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rohizuka さん、ありがとうございます。
バグなだったんですね。
今回インストールしたのは、「20.04.1 LTS 」だったのですが、LTS を使いたいので 20.04.2 に期待ですね。。「20.04.1 LTS 」ならバグも少ないだろうと思いインストールしてみたわけなんですが意外でした。
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