
Ubuntu日本語フォーラム

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USBメモリーでUbuntuを運用するのが望ましい件 ( 以下Aと略記 )では、優れた投稿がなされたのですが、
「 Ubuntu 0n USB Memory」 の今後の発展にとって極めて重要な以下の2点について、実験結果を含めて
書くことにします。
1. USBメモリは電磁気学的に脆弱ではない
2. 解凍(EXT)法の安定性 ・ C&P法の不安定性
Aで、私の 「 USBメモリは電磁気学的には極めて脆弱ですから・・・ 」 に対して、hitoさんが
「 まったく違っていて、単にソフトウェア的なバグの問題です。 」 と反論されていますが、
それは正しいとしても、どこにどの様なbugがあるのか不明で、しかも証明なしでは説得力が全くありません。
* *
私が 「 USBメモリは電磁気学的には極めて脆弱ですから・・・ 」 と何の証拠もなく記載した時点でも、実は
実験的に証明する手段があったのです。
C&P法による 「 Ubuntu on USB memory 」 と 「 Ubuntu on USB HDD 」 における脆弱性を比較
すれば、それがUSB-memoryとUSB-HDDの脆弱性の相違、即ちUSBメモリの電磁気学的脆弱性によっ
て起こっているかどうかを証明できたはずです。
* *
ソフトウェアの問題であるとして、具体的にどのような原因があげられるでしょうか。
1. 現在主流のC&P法の不安定性による。 EXT法では安定である。
2. Aで指摘されたような、USBメモリに optimal (more appropriate) なファイルシステムがないため。
3. 起動に関わるパッケージにbugがある。
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この内どれが正しいかは、1時間足らずの12回の起動実験で容易に証明できました。
* *
<< 実験方法とその結果 >>
Ubuntu on USB Memory : 解凍法・全自動インストール で使用した 「 Silicon Power : ULTIMA-II
16GB 」 上の Ubuntu ( EXT法 ) に対し、合計12回の起動実験を4台のPCに接続して平等に行った。
4台のPCに接続して、不正終了の後再起動して正常起動できるか判定する。
不正終了 (シャットダウン) の仕方で次の3通りに分類される。
(1). シャットダウンアイコンをクリックし、まだUSBメモリのアクセスランプが点灯している間に
PCからそれを外してしまう。
(2). シャットダウンアイコンをクリックせずに、いきなりPCからUSBメモリを外してしまう。
その後、PCの電源ボタンを押してシャットダウンする。
(3). シャットダウンアイコンをクリックせずに、PCの電源ボタンを押し続けて強制的に
シャットダウンする。
シャットダウン後に正常再起動できなかったのはたった3回で、(2) の2台、(3) の1台であった。
しかし、もう1度再起動すると3例とも正常起動できた。
従って、この過酷な実験でも再インストールは不要で、その後も問題なく動いている。
* *
シャットダウンアイコンをクリックした後、USBメモリのアクセスランプが点灯している間にPCからそれを
外すだけで再起動不能に陥るC&P法と異なり、 EXT法では優れた安定性が保証されるのです。
内蔵HDDに解凍インストールした場合との比較実験はしていませんが、これまでの経験から同程度の
安定性かなと推測しています。
従って答えは 1. であり、hitoさんのbugという御指摘は必ずしも正しくないことになります。
目下世界中で流行しているC&P法はインストール法としては全く変則的であり、深刻な不安定性を内包
したものなのです。
C&P法では、起動時にパーティション 「 casper-rw 」 に保存されたデータを取り込みながらcasper内
のUbuntu本体をメモリ(RAM)上に高速展開しなければなりませんが、起動に関わるファイルが前回の
不正終了で壊れていれば、その取り込みができず再起動不能となるのかもしれません。
この点に関して正確な知識を持たぬ者としては、識者の方に是非お教え頂きたいものです。
* *
ともあれ、USBメモリが (HDD並の) 電磁気学的な堅牢性を持つこと、EXT法がC&P法よりも遥に高い
安定性を持つことが実証されました。
USBメモリの大容量化と低価格化、そして高度な品質管理が今後OSの携帯を急速に進展させる過程
で、EXT法がその中心となるでしょう。
これは簡単で数少ない実験によるものです。 御批判・御意見など是非お寄せ下さい。
最後の編集者: moz (2009-01-31 01:14:30)
オフライン
小林です。
まず、こういった内容について議論する場合、一般に認められていない略語や表現、無理のある論理展開は避けるべきだと思われます。
「C&P法」ですが、まず「C&P」は「コピー&ペースト」の略語として一般的ではないでしょう。
加えて、「コピー&ペースト」は「GUIシステムにおいて、テキストや画像データなどをテンポラリ領域に複製し、別の場所に貼り付ける」という意味で使われる用語であって、ファイルをコピーする場合には使われません。そのため、「Desktop CD上の圧縮ファイルシステム等をUSBメモリにコピーして運用する方法」を「C&P法」と記述するべきではないと思われます。
「解凍(EXT)法」についても、USBメモリ上にUbuntuのシステムを通常の方法でインストールしているだけですので、ことさら「解凍」を強調する必要はなく、「USBメモリに通常のインストールを行う方法」と表現するのが妥当だと思われます。
「電磁気学的に脆弱」「電磁気学的な堅牢性」という表現についても、USBメモリやハードディスクは電磁的記録媒体ですので、あえて「電磁気学的」と強調する必要はないでしょう。単に、「信頼性に問題がある」「十分な信頼性がある」と記述したほうが、読む側の負担も少ないはずです。
「USBメモリが (HDD並の) 電磁気学的な堅牢性を持つこと、EXT法がC&P法よりも遥に高い安定性を持つことが実証されました。」という部分については、12回の試行の結果で「実証」と言い切ることに無理があるように思われます。
moz による投稿:
1. 現在主流のC&P法の不安定性による。 EXT法では安定である。
2. Aで指摘されたような、USBメモリに optimal (more appropriate) なファイルシステムがないため。
3. 起動に関わるパッケージにbugがある。
(途中略)
moz による投稿:
シャットダウンアイコンをクリックした後、USBメモリのアクセスランプが点灯している間にPCからそれを
外すだけで再起動不能に陥るC&P法と異なり、 EXT法では優れた安定性が保証されるのです。
内蔵HDDに解凍インストールした場合との比較実験はしていませんが、これまでの経験から同程度の
安定性かなと推測しています。
従って答えは 1. であり、hitoさんのbugという御指摘は必ずしも正しくないことになります。
目下世界中で流行しているC&P法はインストール法としては全く変則的であり、深刻な不安定性を内包
したものなのです。
C&P法では、起動時にパーティション 「 casper-rw 」 に保存されたデータを取り込みながらcasper内
のUbuntu本体をメモリ(RAM)上に高速展開しなければなりませんが、起動に関わるファイルが前回の
不正終了で壊れていれば、その取り込みができず再起動不能となるのかもしれません。
なぜ「バグではない」という結論になるのかがよく理解できません。
「起動に関わるファイルが前回の不正終了で壊れていれば、その取り込みができず再起動不能となるのかもしれません。」の部分は、まさに「ソフトウェア的なバグ」でしょう。
動作中に抜いたことでファイルにアクセスできなくなり、起動ができなくなっているならば、ファイルシステムにバグがあるということになります。
ファイルとしてはアクセスできても、内容に不整合の発生した設定ファイル等を読み込むことにより起動できなくなっているならば、起動に関わるソフトウェアにバグがあるということになります。
USBメモリに圧縮ファイルシステムをインストールする方法だと、まさにファイルシステムと起動部分が通常のインストールとは異なっていますので、そこにバグがあると言って良いように思います。
いずれにせよ、USBメモリへのインストール、とくに「圧縮ファイルシステムをUSBメモリにコピーし、変更内容をcasper-rwに書き込む方法」は、起動不能となりやすい問題があるので、「Ubuntuを使う良い方法」として広めるべきではないと思っています。
元々 install_usb.sh を書いたのは私ですので忸怩たるものがありますが、実際に「UbutuをUSBにインストールしてみたけれども、うまく動作しない。」という人がイベントなどでも増えています。そのため、初心者がリスクを理解せずにUSBメモリへのインストールを行わないよう、注意を喚起していくべきだと考えています。そうでなければ、「Ubuntuはうまく動作しない」という風評が立ちかねませんので。
オフライン
小林さん、御返事を頂きありがとうございます。
正確に用語を使うべきなのは御指摘の通りで、安易に我流の使い方をしているのは反省しています。
しかし、 「 Ubuntu on USB Memory 」 を使いたいだけの初心者にとっては、2つのインストール法
の違いが分からないことが多いので、短い言葉で相違を明確にするために、C&P法とかEXT法という
勝手な略語を使っているのです。
「 通常のインストール 」 では長く返って分かりにくいので、 今後は 「 コピー法」 ・ 「 解凍法 」 としま
すが、御理解下さい。
> 初心者がリスクを理解せずにUSBメモリへのインストールを行わないよう、注意を喚起していくべき
> だと考えています。
これに関しては、近日中にWikiの関連するTipsに警告文を書き込みます。
また、「 USBメモリは電磁気学的には極めて脆弱ですから・・・ 」 の文章も同時に削除しておきます。
最後の編集者: moz (2009-02-01 10:43:33)
オフライン
moz による投稿:
しかし、 「 Ubuntu on USB Memory 」 を使いたいだけの初心者にとっては、2つのインストール法
の違いが分からないことが多いので、短い言葉で相違を明確にするために、C&P法とかEXT法という
勝手な略語を使っているのです。
……という略語は、かえって目的に反する状態(キャッチーかもしれないが、最終的には情報が混乱するのでスキルアップしない状態)になってしまっている、というように思えるのですが、それはともかく。
moz による投稿:
「 通常のインストール 」 では長く返って分かりにくいので、 今後は 「 コピー法」 ・ 「 解凍法 」 としま
すが、御理解下さい。
おそらく参照されたであろう以下のページと訳語の対応を取って頂き、すくなくともmozさんが表記される際は併記して頂きたいと思います。そうしないと英語圏の情報が流用できない、なぞの日本語圏専用ノウハウとして独自の進化を遂げかねません。
https://wiki.ubuntu.com/LiveUsbPendrivePersistent
オフライン
>「 通常のインストール 」 では長く返って分かりにくいので、 今後は 「 コピー法」 ・ 「 解凍法 」 としま
>すが、御理解下さい。
単に言葉の問題かもしれませんが、私には「 通常のインストール 」のほうが明確で分かりやすいです。
>電磁気学的な堅牢性
こっちも言葉の問題かもしれませんが、上記からは「何百万回もデータの書き込みを
繰り返して、内部の電位差を測定」みたいなハードウェアの耐久試験を連想します。
で、電磁気学的に脆弱と言われると、そういうハード内部の微妙な劣化のせいで
情報が正しく読み書きできなくなった状態を連想します。
どうも投稿を読んでいると、hitoさん、小林さんが仰られているソフトウェアのバグの
ように思えます。
オフライン