
Ubuntu日本語フォーラム
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たくさん、方言がある言語だと書いてありました。
私はプログラミングを学ぶ上で必要なものだと思って
勉強しようと思い探していたのですが、どのLispを使ったらいいでしょうか?
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clisp : common lisp の gnu 版だと思いますが、Synaptic からインストールできるはずです。
検索してみて下さい。
他にも、有名どころの実装は、同様にインストール可能なはずです。
また、scheme や、最近流行りの、関数型言語等も、揃っていると思います。
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>たくさん、方言がある言語だと書いてありました。
はい、あります。
Emacs Lispを別にして、Synapticで検索してみると、Common Lisp系、Scheme系、goo、lush、なんかが見つかりますね。この4つは全て「独自のLisp方言」です。
現存するLisp方言数えた事もありますが10は下らないようです。そのうちの4つ〜5つくらいが、Debian/Ubuntuパッケージに含まれている模様です。
>どのLispを使ったらいいでしょうか?
メジャーなLispはCommon LispとSchemeの二つ、ですね。
あとは、入門書の入手しやすさ、で選べば良いと思います。それで言うと、Schemeは「コンピュータ科学の傑作」と言われている教科書がある事はあるんですが、「Scheme入門」とか「プログラミング入門」としては敷居が高いです。残念ながら。
傾向としては、Scheme系は「理論に走りすぎる」きらいがあります。もちろん、良い言語なんですが、これは「理論づくめ」が好きなタイプじゃないとついていけないでしょう。そして、そう言う意味では「Schemeの手頃な入門書」ってのは残念ながら存在しないのです。
もうちょっと泥臭くって、比較的入門書の入手が簡単だ、と言うと必然的にCommon Lispが良い、と思います。
それで、Common Lisp処理系ですが、
開発環境:Emacs + SLIME(どちらもSynapticで入手可能)
処理系:SBCL(Steel Bank Common Lisp)
がお奨め、ですね。Clispも良い処理系ですが、バイトコンパイルのスタイルなんで、速度はSBCLにかないません。
また、せっかくUbuntu使ってるんですから、Windowsで利用できない(と言うか使用しづらい)処理系使った方が楽しいでしょう(笑)。SBCLはUNIX/Linuxユーザーでは非常に人気のある処理系です。
あるいは、Synapticからじゃなくって、次のサイトからオールインワンで開発環境を入手する事が出来ます。
Lispbox:
http://www.gigamonkeys.com/lispbox/
ここからGNU/Linux x86あるいはGNU/Linux x86-64でリンクを辿れば、極めて簡単にCommon Lispのオールインワン開発環境が入手出きるでしょう。
入門書としては、まったくのプログラミング初心者には
「これがLISPだ!」
〜 Essential LISP 〜:
http://www.saiensu.co.jp/?page=book_details&ISBN=ISBN978-4-7819-0537-2&YEAR=1989
ある程度、既に何らかのプログラミングの経験がある(例えばPerlとかJavaの経験アリ)でしたら
実践Common Lisp:
http://ssl.ohmsha.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=978-4-274-06721-1
がお奨め、です。
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SBCLをインストールしたのですが、環境変数の追加が必要なのだそうです。
そのやり方がわかりません。
教えてください、よろしくお願いします!!
最後の編集者: shi_na (2009-01-30 20:26:36)
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>SBCLをインストールしたのですが、環境変数の追加が必要なのだそうです。
どう言う状態なのでしょう?
SBCLはSynapticからインストールされたのですか?
でしたらそのまま使える筈なのですが・・・・・・。
もうちょっと詳しくお願いします。
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ははあ。分かりました。
Lispboxの話ですよね?
Ubuntu8.10と相性が悪いみたいです。以前は問題なく動いてたのですが・・・・・・。
(そう言えば、MIT Schemeなんかも相性悪くなってました)
うん。こうなったら環境構築せざるを得ませんね。
手順を説明します。
1.[システム]→[システム管理]→[日本語環境セットアップヘルパ]からEmacs22をインストールする。
2.SynapticパッケージマネージャでSBCL、SLIME、w3m、w3m-el、の4つを検索してインストールする。
3.次のコマンドを端末から走らせる。
cp /usr/share/doc/emacs-env-ja/dot.emacs.example .emacs
これで.emacsを$HOME内に作ります。
4..emacsに次のテキストをコピペして下さい。
(show-paren-mode)
(setq inferior-lisp-program "/usr/bin/sbcl")
(add-to-list 'load-path "/usr/share/emacs/site-lisp/slime")
(require 'slime)
(slime-setup)
(require 'w3m-load)
あとは、Emacsを再起動した後、M-x slime(Altキーとxを同時に押したあと、slimeと入力)とすればCommon Lisp開発環境が立ち上がる筈です。
また、細かい設定はM-x customize-group[Enter]slime[Enter]でカスタマイズ画面に行けるので、そこで色々な調節が出きると思います。
最後の編集者: Cametan (2009-02-08 17:21:59)
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