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#1 2007-06-23 14:38:23

kumanoyuya
メンバ
From: 熊野
登録日: 2007-05-27

インストール時のキャッシュファイルの再活用化

[インストールの改善案 1]

ブロード環境にあっても、オンラインでインストールするのは時間を要するものです。ましてや、デジタルディバイドにあっては気も遠くなるほどです。

本フォーラムに参加されておられる皆さんは、おそらくインストール作業を何度も繰り返されていらっしゃるのではないでしょうか? 俗に、「二度ある事は三度ある」と申しますが、これからも繰り返されましょう。

さて、UbuntuではDVDパッケージ以外のアプリなどをインストールする場合にはすべてダウンロードする形態ですが、題名にあげた如く、インストール時にHDDにdebファイルがキャッシュされているようです。
システムがこれを何に利用しているのかは分からないのですが、せっかくダウンロードできているものがあるのですから、次回以降のインストールに活用できないかとの発想です。

  キャッシュの場所 : /var/cache/apt/archives

USB-HDDなり、ローカルのサーバにこれらを取り出して使いまわしが出来ないものでしょうか。
具体的には、ユーザー固有のリポジトリパックとしてグルーピング出来ればと思うのです。

もしこれが可能になれば、何度も実行するインストール作業がかなり楽になるでしょうし、外部の通信回線のトラフィックも削減できるのではないでしょうか・・・
  (Ubuntuが普及するであろう、近い将来の予測で)


 * 別トピックで話題のUUFやUSB-HDDへのインストールでは、容量削減面からこのキャッシュデータは無いのが望ましいかも知れませんね。圧縮なり、削除は可能でしょうか。

「キャッシュされたdebファイル群の活用」について、皆様のご意見、解決手段の提示をお願いします。

オフライン

 

#2 2007-06-23 20:08:49

znz
メンバ
登録日: 2007-06-23

Re: インストール時のキャッシュファイルの再活用化

apt-move, apt-cacherなどはどうでしょうか。

apt-proxyを使って途中でキャッシュさせているのでa、/var/cache/apt/archivesにダウンロードしたファイルを利用するpt-moveやapt-cacherは使ったことがないのですが。

オフライン

 

#3 2007-06-24 06:15:01

kumanoyuya
メンバ
From: 熊野
登録日: 2007-05-27

Re: インストール時のキャッシュファイルの再活用化

znz による投稿:

apt-move, apt-cacherなどはどうでしょうか。

apt-proxyを使って途中でキャッシュさせているのでa、/var/cache/apt/archivesにダウンロードしたファイルを利用するpt-moveやapt-cacherは使ったことがないのですが。

早速にありがとうございます。

apt-proxyを使えば、途中でキャッシュさせてそれを他のパソコンでのインストール時に使えるのでしょうか?
これなら、事業所などでの運用でも威力を発揮しそうですね。

具体的な使いかたをお教えいただけますでしょうか!
それから、キャッシュされたdebファイル群を他所でも持ち回りで活用する方法があればうれしいのですが・・・

オフライン

 

#4 2007-06-24 12:22:32

znz
メンバ
登録日: 2007-06-23

Re: インストール時のキャッシュファイルの再活用化

apt-proxyはキャッシュサーバ(proxyサーバ)として動作して、あるクライアントがとりにいったファイルをキャッシュして別のクライアントが同じファイルをとりにいったときに、リモートのレポジトリにとりにいかずにキャッシュから返すというだけのものです。
セキュリティアップデートやインストールのテストなどで同じファイルを繰り返しダウンロードするような場合にいちいちリモートからとってくると遅いのと帯域の無駄なのでapt-proxyを使っています。

具体的な使いかたとしては、1台のマシンにapt-proxyをいれて、/etc/apt-proxy/apt-proxy-v2.confのBackend serversのところで例えば

[debian]
backends = http://cdn.debian.or.jp/debian
[security]
backends = http://security.debian.org/

という設定があれば/etc/apt/sources.listで

deb http://cdn.debian.or.jp/debian sarge main non-free contrib
deb http://security.debian.org/ sarge/updates main contrib non-free

の代わりに

deb http://apt-proxyをいれたマシン:9999/debian sarge main non-free contrib
deb http://apt-proxyをいれたマシン:9999/security sarge/updates main contrib non-free

を使うということになります。

オフライン

 

#5 2007-06-25 10:52:33

kumanoyuya
メンバ
From: 熊野
登録日: 2007-05-27

Re: インストール時のキャッシュファイルの再活用化

znz による投稿:

apt-proxyはキャッシュサーバ(proxyサーバ)として動作して、あるクライアントがとりにいったファイルをキャッシュして別のクライアントが同じファイルをとりにいったときに、リモートのレポジトリにとりにいかずにキャッシュから返すというだけのものです。
セキュリティアップデートやインストールのテストなどで同じファイルを繰り返しダウンロードするような場合にいちいちリモートからとってくると遅いのと帯域の無駄なのでapt-proxyを使っています。

具体的な使いかたとしては、1台のマシンにapt-proxyをいれて、/etc/apt-proxy/apt-proxy-v2.confのBackend serversのところで例えば

[debian]
backends = http://cdn.debian.or.jp/debian
[security]
backends = http://security.debian.org/

という設定があれば/etc/apt/sources.listで

deb http://cdn.debian.or.jp/debian sarge main non-free contrib
deb http://security.debian.org/ sarge/updates main contrib non-free

の代わりに

deb http://apt-proxyをいれたマシン:9999/debian sarge main non-free contrib
deb http://apt-proxyをいれたマシン:9999/security sarge/updates main contrib non-free

を使うということになります。

znzさん、ありがとうございます。
取り敢えず、メインのパソコンにインストール出来ました。ついでにapt-cacheも入れちゃいました。

まず、少容量ので試させていただきます。

オフライン

 

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