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#1 2010-05-22 19:50:31

koisan1949
メンバ
From: Hyogo, Japan
登録日: 2007-11-11

DiCE によるDynamicDNS Client の設定でのtips on Ubuntu 10.04

DiCEd Version 0.19 Bataが公開されていて、Ubuntuでも稼働するとのコメントがありましたが、
http://www.hi-ho.ne.jp/yoshihiro_e/dice/linux.html
その設定のやり方とかが難解でした。
本来は、TurboLinux 7 Workstationにて動作確認されたものだし、配布方法はバイナリ形式のみです。
~$ uname -a
Linux ××××× 2.6.32-22-generic-pae #33-Ubuntu SMP Wed Apr 28 14:57:29 UTC 2010 i686 GNU/Linux
私のPC環境での稼働を実証しました。
DiCEの使用法はこちらに詳しく詳細が掲載されていました。
http://www.miloweb.net/zivediced.html
DiCE のインストールを完了した後、dicedを実行すると、残念ながら漢字の箇所全てが文字化けします。
文字化けを解消しないとヤマ勘入力するしかないので、何とか漢字を表示させなくてはなりません。
kon, kon2は化石だし、cocotなどを導入しましたが、期待した様には動作してくれません。
これを回避する手段を模索してたところ、文字化けを解消する起死回生の手段として「kterm」がありました。
CUI版dicedについて記述します。 GUI版diceについては次のコメントで記載します。
~$ sudo apt-get install kterm
 note: アプリケーション → アクセサリー → Kterm に登録されていたら簡単でしたが、自分で登録するしかないです。
   システム → 設定 → メイン・メニュー 左側のアクセサリーをクリック、 右側のアイテムの一覧に追加するため、
   新しいアイテムをクリックします。 ランチャの作成で、名前: Kterm コマンド: kterm と入力してOKをクリック。
   後でアイコンとかその他を修正しようと、メイン・メニューを閉じたら、
   不思議なことにUbuntuシステムが自動的に、修正して登録してくれました。
アプリケーション → アクセサリー → Kterm で起動するようになりました。
 note: この操作が面倒な場合、Gnome端末にてkterm と入力しても Kterm端末が起動します。
~$ cd <dicedが導入されているディレクトリー>
×××××/usr/local/bin/DiCE$ sudo ./diced
 note: 例ですので、導入した環境に合わせてください。
その後はDiCEの使用法の事例を参考にせっていすれば、DynamicDNSサービスが利用できます。
これ以降はIPアドレスが変化しても、diced が自動的に検出して、IPアドレスが更新されます。

オフライン

 

#2 2010-05-22 20:59:11

koisan1949
メンバ
From: Hyogo, Japan
登録日: 2007-11-11

Re: DiCE によるDynamicDNS Client の設定でのtips on Ubuntu 10.04

つづき、GUI環境版のDiCEの実行環境の設定
導入すると、その依存関係は次のようになっています。

 ~$ ldd /usr/local/bin/DiCE/diced
    linux-gate.so.1 =>  (0x005a4000)
    libpthread.so.0 => /lib/tls/i686/cmov/libpthread.so.0 (0x00c1e000)
    libdl.so.2 => /lib/tls/i686/cmov/libdl.so.2 (0x00e1d000)
    libc.so.6 => /lib/tls/i686/cmov/libc.so.6 (0x001b0000)
    /lib/ld-linux.so.2 (0x00611000)

 ~$ ldd /usr/local/bin/DiCE/dice
    linux-gate.so.1 =>  (0x00816000)
    libqtintf.so => /usr/lib/libqtintf.so (0x00110000)
    libX11.so.6 => /usr/lib/libX11.so.6 (0x00294000)
    libpthread.so.0 => /lib/tls/i686/cmov/libpthread.so.0 (0x007eb000)
    libdl.so.2 => /lib/tls/i686/cmov/libdl.so.2 (0x003b1000)
    libc.so.6 => /lib/tls/i686/cmov/libc.so.6 (0x00852000)
    libqt.so.2 => /usr/lib/libqt.so.2 (0x009ac000)
    libxcb.so.1 => /usr/lib/libxcb.so.1 (0x005ad000)
    /lib/ld-linux.so.2 (0x004a0000)
    libXext.so.6 => /usr/lib/libXext.so.6 (0x007b2000)
    libSM.so.6 => /usr/lib/libSM.so.6 (0x00554000)
    libICE.so.6 => /usr/lib/libICE.so.6 (0x003b5000)
    libjpeg.so.62 => /usr/lib/libjpeg.so.62 (0x003ce000)
    libstdc++-libc6.1-1.so.2 => /usr/lib/libstdc++-libc6.1-1.so.2 (0x005c7000)
    libm.so.6 => /lib/tls/i686/cmov/libm.so.6 (0x003ef000)
    libXau.so.6 => /usr/lib/libXau.so.6 (0x004c4000)
    libXdmcp.so.6 => /usr/lib/libXdmcp.so.6 (0x0078e000)
    libuuid.so.1 => /lib/libuuid.so.1 (0x00759000)
    libgcc_s.so.1 => /lib/libgcc_s.so.1 (0x00415000)

また、GUI版diceを使う場合、必要とするライブラリーを取り込むリンクが切れているので下記の操作で導入します。
 1) 以下のGzipファイルをdownloadして解凍
http://www.bnr2.org/libqtintf.so.gz
http://www.bnr2.org/libqt.so.2.gz
  解凍の仕方で簡単なのは、ファイル・プラウザにてdownloadしたディレクトリに移動し、直接ファイル・アイコン
  を右クリックして展開できます。
 2) /usr/lib等適当なライブラリ格納ディレクトリに移動
  cp とかmv コマンドで実行してください。
 3) ~$ sudo ldconfig を実行する。

最後に、synpticにて「libstdc++6」を導入し、
それからlibstdc++.so.6 を libstdc++-libc6.1-1.so.2 にシンボリックリンクしてください。
~$ sudo ln -s /usr/lib/libstdc++.so.6  /usr/lib/libstdc++-libc6.1-1.so.2
これでやっとDiCEが実行できます。
kterm端末で、
~$ cd /usr/local/bin/DiCE
×××××/usr/local/bin/DiCE$ sudo ./dice
これで動作すると思い、実行したところ漢字が文字化けしています。
私ではこの不具合への対処ができません。
コマンド・モードのdicedは稼働するので、別に必要ないと思います。(苦労するのは止めました。)
申し訳ないです。どなたか出来ればサポートをお願いします。

オフライン

 

#3 2010-05-23 00:42:48

koisan1949
メンバ
From: Hyogo, Japan
登録日: 2007-11-11

Re: DiCE によるDynamicDNS Client の設定でのtips on Ubuntu 10.04

サーバーのメンテナンスのため停止させ再起動したところ、
~$ ps -C diced
  PID TTY          TIME CMD
~$
プロセスとして常駐してないことが判明しました。これには困りました。
# ./diced -d -l で、恒久的に居座るのだと勘違いしていました。
起動用ファイルとしてrc.dディレクトリに入れ、そのランレベルの設定をするなど私の力量では到底無理です。

そこで、起動時に実行させたいコマンドを「/etc/rc.local」に書き込んで起動させればいいと考えました。
このrc.localはシェル・スクリプトなので、実行させたいコマンドを単に記述すればOKです。
  (Ubuntuではディフォルトの状態だと何も記載されていませんでした。)
ランレベルの問題が回避され簡単です。実行したいコマンドを一行だけ追加しました。
~$ gksu gedit /etc/rc.local

#!/bin/sh -e
#
# rc.local
#
# This script is executed at the end of each multiuser runlevel.
# Make sure that the script will "exit 0" on success or any other
# value on error.
#
# In order to enable or disable this script just change the execution
# bits.
#
# By default this script does nothing.
#
# DiCE daemon started  "./diced -d -l"
# process check "ps -C diced"
/usr/local/bin/DiCE/diced -d -l
#
exit 0

オフライン

 

#4 2010-05-30 18:42:12

koisan1949
メンバ
From: Hyogo, Japan
登録日: 2007-11-11

Re: DiCE によるDynamicDNS Client の設定でのtips on Ubuntu 10.04

DiCEのIP addressの取得に問題がありました。
dicedのsetupで、自動検出に指定していましたが、まともに機能しません。

しかたがないので、IPアドレスの検出方法を(2)にセットしてIP Addressを提示してくれるスクリプトを利用します。
dyndnsにこのスクリプトがありました。
http://www.dyndns.org/cgi-bin/check_ip.cgi
利用させてもらうため、この箇所を下記のように変更します。

$ sudo ./diced  にて、再設定します。
:setup
IPアドレスの検出方法を指定してください
 (0) 自動検出
 (1) ローカルのネットワークアダプタから検出
 (2) 外部のスクリプトから検出
<現在:0>
 (N)変更しない (P)戻る
 >2
 -------------------------------------------------
 スクリプトのURLを入力してください
 <現在:>
 (N)変更しない (P)戻る
 >http://www.dyndns.org/cgi-bin/check_ip.cgi
・・・・・・・
 note: この後は、従来の通りに入力していきます。
=================================================
 設定を保存しますか? (Y/N)
 (P)戻る
 >y
 設定を保存しました

ps. なお DynDnsで推奨されていた「ipcheck」 による同様なIP アドレス情報の更新は、
 私が登録したDDNSサ−ビスで試みましたが、残念ながらerrorが提示され機能しませんでした。
 今のところDiCEしか動作しないようです。

オフライン

 

#5 2010-05-31 20:54:02

koisan1949
メンバ
From: Hyogo, Japan
登録日: 2007-11-11

Re: DiCE によるDynamicDNS Client の設定でのtips on Ubuntu 10.04

蛇足
DDNSの設定確認  (これにより、DDNSサーバとの確立が可能かの情報が得られます)
1. nslookupコマンドによる方法

~$ nslookup host_name.domain_name
Server:        192.168.xx.x
Address:    192.168.xx.x#53

Non-authoritative answer:
Name:    host_name.domain_name
Address: xxx.x.xxx.xxx

2. digコマンドによる方法

~$ dig host_name.domain_name

; <<>> DiG 9.7.0-P1 <<>> host_name.domain_name
;; global options: +cmd
;; Got answer:
;; ->>HEADER<<- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 17833
;; flags: qr rd ra; QUERY: 1, ANSWER: 1, AUTHORITY: 2, ADDITIONAL: 2

;; QUESTION SECTION:
;host_name.domain_name.      IN    A

;; ANSWER SECTION:
host_name.domain_name. 60    IN    A    xxx.x.xxx.xxx

;; AUTHORITY SECTION:
domain_name.        3273    IN    NS    ns2.domain_name.
domain_name.        3273    IN    NS    ns1.domain_name.

;; ADDITIONAL SECTION:
ns1.domain_name.        3273    IN    A    xxx.xxx.xx.xx
ns2.domain_name.        3273    IN    A    xxx.xxx.xx.xx

;; Query time: 18 msec
;; SERVER: 192.168.xx.x#53(192.168.xx.x)
;; WHEN: Mon May 31 20:14:30 2010
;; MSG SIZE  rcvd: 127

オフライン

 

#6 2010-06-05 14:10:58

koisan1949
メンバ
From: Hyogo, Japan
登録日: 2007-11-11

Re: DiCE によるDynamicDNS Client の設定でのtips on Ubuntu 10.04

補足説明
DynDnsで推奨されていた「ipcheck」 によるIP アドレス情報の更新は、
DynDnsサ−ビスで試みたところ、何ら問題なく機能します。

スクリプトを使わせていただいているこちらを利用させてもらうのが普通かもしれませんが、
"生来の天の邪鬼"なので、最初に登録したDDNSサ−ビスに固守します。

オフライン

 

#7 2010-06-20 11:57:35

petitbootang
メンバ
From: 東京都
登録日: 2009-02-12

Re: DiCE によるDynamicDNS Client の設定でのtips on Ubuntu 10.04

DiCE のインストールを完了した後、dicedを実行すると、残念ながら漢字の箇所全てが文字化けします。
文字化けを解消しないとヤマ勘入力するしかないので、何とか漢字を表示させなくてはなりません。
kon, kon2は化石だし、cocotなどを導入しましたが、期待した様には動作してくれません。
これを回避する手段を模索してたところ、文字化けを解消する起死回生の手段として「kterm」がありました。

こちらについてですが、gnome 端末の端末メニュー -> 文字コードの設定 -> 日本語 (EUC-JP) を選択してから、
$ sudo /usr/local/bin/DiCE/diced
として、
:help
すれば、正常に日本語表示されますよ。
もし、これでもダメな場合は、さらに環境変数 LANG を設定してみてください。
$ export LANG=ja_JP.eucJP
これらの変更は一時的なものですので、次回端末起動時には utf-8 に戻っていますのでご安心を。

スクリプトを利用した IP アドレスの検出はとても役に立ちました、感謝いたします。
私は最初 ZoneEdit を使っていたのですが、Linux 版の DiCE でどうしても上手く IP の検出が出来ず、ちょっと途方に暮れていたのですが、試しに MyDNS.JP に変更して dyndns スクリプトを使わせていただいたところ、上手く動作するようになりました。
でも、なぜかサーバにアクセス出来ない・・・なんでだ・・・

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