
Ubuntu日本語フォーラム
ログインしていません。
翻訳チームのみなさん、普段よりお世話になっております。
わざわざ報告するまでもないような小さなことなのですが、ちょっと気づいた未訳部分があったので報告させていただきます。
GutsyGibbonのGNOME環境ですが、nautilusの下部に表示されるメッセージで、一つのファイルを選択した時は
「”〜”を選択しました(〜バイト)」と表示されますが、複数ファイルを同時選択した場合「〜 items selected (〜バイト)」と表示されます。
ディレクトリを選択した場合は、複数を選択しても「〜個のフォルダを選択しました(合計で〜個のファイルを含む)」と表示されますが、
ディレクトリとファイルを同時に複数選択した場合は「〜個のフォルダを選択しました(合計で〜個のファイルを含む)、〜 other item(s) selected (〜バイト)」と表示されます。
上記の例は、それぞれ「〜個のファイルを選択しました (〜バイト)」、「〜個のフォルダを選択しました(合計で〜個のファイルを含む)、その他 〜個のファイルを選択しました (〜バイト)」というような表示になるのではないかと思います。
特に実用上困るようなことではないのですが、一応報告を上げさせていただきます。
あるいは、報告先として正しいところがあれば誘導をお願いします。
オフライン
見てみたところ、launchpad 上では翻訳が完了しているようです。
apt-get source nautilus してソース中の ja.po ファイルを見てみても
msgid "%d other item selected"
msgid_plural "%d other items selected"
msgstr[0] "他に %d 個のアイテムを選択しました"
msgstr[1] "他に %d 個のアイテムを選択しました"
のようになっています。
試しに ja.po を nautlist.mo にコンパイルして /usr/share/locale-langpack/ja/LC_MESSAGES/nautilus.mo と差し替えてみたところ、日本語表示がなされるようになりました。
バージョンは nautilus_2.20.0-0ubuntu7 です。
元の po ファイルがパッケージに反映されてないのかな? という気がします。
オフライン
mizunoさん、こんばんは。
なるほど。訳はされてるけど反映されてないんですね。
これは、やがてとりこまれるんでしょうかね。
それとも、然るべきところに報告する必要があるんでしょうか。
オフライン
language-pack-gnome-ja-base_7.10+20071012_all.deb が Gutsy ではインストールされていると思いますが、この中に含まれる nautilus.mo に翻訳が反映されていないようです。
$ gettext -d "nautilus" -s "%d other item selected"
を実行すると
%d other item selected
と返ってきます。
単に翻訳された日が、パッケージされた日より後なだけかもしれません。
nautilus のソースには既に入ってるので、次のバージョンで反映されるのではないでしょうか?
と書いたのですが、一つ前のトピックで Shibata さんが仰っていますが
http://forum.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=1072
Shibata による投稿:
翻訳ファイル(ja.po)は基本的にソースにあるものじゃなく、Launchpadにあるものが使われるようです。
なので、nautilus のソースに含まれている po ファイルは関係なさそうです。
ですが launchpad からダウンロードした po ファイルも翻訳はされていましたので問題はなさそうです。
最後の編集者: mizuno (2008-01-09 11:44:56)
オフライン
Launchpadで翻訳した結果は、language-pack-*にまとめられます。ですので、今回の場合はmizunoさんが仰っているようにNautilusのソースファイルは関係ありません。で、Nautilusのソースにある翻訳ファイルとLaunchpadの翻訳ファイルはGutsyリリース後からHardyリリースまでのどこかのタイミングですり合わせが行われるはずなんですが……それがいつになるかはちょっとわかりません。よって、現時点でNautilusのソースファイルの翻訳が正しくても、Launchpadで翻訳しない限りはHardyに反映されないかもしれません。
mizuno による投稿:
ですが launchpad からダウンロードした po ファイルも翻訳はされていましたので問題はなさそうです。
これは、Gutsyのpoファイルですよね?
翻訳されたタイミングによっては、手動で翻訳作業をしないとHardyに取り込まれないかもしれません。
hippocampus による投稿:
なるほど。訳はされてるけど反映されてないんですね。
これは、やがてとりこまれるんでしょうかね。
それとも、然るべきところに報告する必要があるんでしょうか。
翻訳プロセスは、
安定版(今だと7.10 Gutsy)がリリースされる→Launchpadで開発版(今だと8.04 Hardy)用の翻訳が可能になる→Launchpadで翻訳する→定期的にlanguage-pack-*がリリースされる→開発版に反映される→Launchpadで翻訳する〜反映されるを繰り返す→次の安定版(8.04)がリリースされる
という流れになっています。
よって、安定版で未翻訳な部分を見つけて報告しても、時期安定版には反映されるけれども、今使っているバージョンには基本的に反映されません。ただ、安定版がリリースされてから1ヶ月後ぐらいにlanguage-pack-*がアップデートされることもあるので、安定版リリース前後に翻訳したものはそのタイミングで翻訳されるかもしれません(例えば、language-pack-jaとlanguage-pack-gnome-jaは11/20ににアップデートされています)。
また未翻訳なものを報告する場所や方法に特に決まりはありません。hippocampusさんの投稿ぐらい詳しい報告であれば、LaunchpadのUbuntu Japanese Kaizen Projectにバグとして報告しておいていただけると、(Hardyの翻訳が開始されれば?)誰かが優先的に翻訳してくれるでしょう(個人的にフォーラムだと、後回しにしようとすると忘れてしまうので……)。
オフライン
Shibata による投稿:
mizuno による投稿:
ですが launchpad からダウンロードした po ファイルも翻訳はされていましたので問題はなさそうです。
これは、Gutsyのpoファイルですよね?
翻訳されたタイミングによっては、手動で翻訳作業をしないとHardyに取り込まれないかもしれません。
はい、Gutsy です。
Gutsy の po が Hardy のプロジェクトにマージされるタイミングは最初だけで、それ以後に Gutsy の翻訳を行っても最新版にマージされるようなことはない、ということでしょうか?
基本的に翻訳は最新版で作業を行わなければいけないと思うのですが、もし Hardy 用が用意されたのに気づかずに古い po を翻訳して無駄な作業をしてしまったら、などと考えると少し不安です。
今回の問題も、仮に Hardy に取り込まれた後で Gutsy の翻訳が行われていると手動でマージする必要がある、という理解でよろしいでしょうか。
オフライン
実は自分もよくわかってなかったりします。
とりあえず↓のスケジュールによると
https://wiki.ubuntu.com/HardyReleaseSchedule
11/22に"Translations exported from LP"というものがあります。たぶんこれが、翻訳ファイルをGutsyからHardyへ移行するタイミングだと思います。で、現時点(1/12)でその移行作業はまだ完了していません。ということは、この間にLaunchpadで(Gutsyで)翻訳されたものはHardyに反映されないんじゃないか、と思うのです。
無駄な作業になるんじゃないか、という不安はごもっともです(自分も思っていましたし)。ただ、Hardyでの翻訳作業開始後はGutsyの最新の翻訳データが"Suggestions"に表示されます。よって手動で行う必要があるとは言え、マージ自体は簡単になりますので必ずしも無駄になるというわけではなさそうです。
今のところ、Gutsyリリース後の翻訳したものは覚えておいて、Hardyの翻訳開始のアナウンス以降に一応確認するという手順を行うしか確実な方法はないと思います。そのための備忘録として、Japanese WikiやLaunchpadのKaizenプロジェクトを活用していただけると、他の人の参考にもなるので、なおありがたいです。
オフライン
理解しました。
Hardy の開始後、Gutsy で自分がいじった部分を見ておこうと思います。
オフライン
※規約違反により追放されたユーザの投稿は、ログインユーザにのみ表示されます。
オフライン
CMasami による投稿:
Herdyが出て、Launchpadに書いた訳が反映されなくても、Gutsyのページにずっと残っているんですよね?
もちろんこちらに残ることになります。Hardyの翻訳サイトはURLの部分がhardyに変わりますし、以前のFeistyやEdgyも残っています。
Hardyに「自動で」反映されないのはタイミングの問題だけですので、冬休みにやられた作業はHardy翻訳開始のアナウンスのあとに今一度確認してもらえたらと思います。バージョン管理システムみたいに、ある時期からある時期までの変更点を取得する、みたいなことができたらいいんですけどね……。
CMasami による投稿:
それと荒訳されているのを、確定にするのは、どなた(どのチーム?)がやっているんですか?
荒訳ってのはfuzzyフラグがたっている(Launchpad上だと"Someone should review these translation credits"にチェックが入っている)状態のことですよね。もしそうであれば基本的に、Launchpadのアカウントを持っていれば誰でも行えますし、今のところ(Japanese Teamでは)誰かがやるという決まりはありません。ですので、問題ない翻訳であると判断できるなら気軽に確定してください。
そのままにしておいても、いつか誰かが確認して確定状態にしてくれると思います。ただ確定しない限りはリリースされても翻訳結果として反映されません。確定していいかどうか、どうしても不安であれば、一通り翻訳を終えた後、このフォーラムやMLに「××というアプリケーションを翻訳したので確認お願いします」って流せば、優先的に確認してもらえると思います。
オフライン
みなさま
なるほど、翻訳の流れはそうなっているのですね。PC関係の仕事ではなく、開発やLinuxそのものに対して素人なので、興味深いです。
英語も読むだけなら何とか、ってレベルでして、Ubuntuコミュニティに対して、なにかお手伝いができればなあ、とは思ってこちらに出入りさせていただいてるわけですが・・・足を引っ張らなければいいな、と思いつつ。
>Shibataさん
今までLaunchPadはほとんど見たことがありませんでした。誘導ありがとうございます。
今後、同じようなことを見つけたら、あちらに報告させていただきます。
オフライン
※規約違反により追放されたユーザの投稿は、ログインユーザにのみ表示されます。
オフライン