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#1 2008-07-01 12:30:31

moz
メンバ
登録日: 2007-01-25

Kubuntu 8.04 on USB Memory : 不具合と対策

「Kubuntu 8.04」をUSBメモリにインストールしてグラフィック・モードで正常起動させるのには工夫が要ります。
ここでは、幾つかの不具合とその対策を示します。

言うまでもなく、「 Ubuntu 8.04 」の場合に認められた不都合

   (1).  パッケージ「ms-sys」が「Ubuntu 8.04」に含まれていないこと、
   (2).  「データパーティション」にデータを保存するためにinitrd.gzを作成し直す必要があること、
   (3).  シェルスクリプト「install_usb.sh」が用意されていないこと、

は同様にあるのですが、それ以外の不具合があります。

   (4).  「言語とキーボード」を日本語に設定すると、グラフィック・モードで起動・停止・再起動させることができないこと、
   (5).  起動する度にタイムスタンプの付いたバックアップファイル「xorg.conf.******」がフォルダ/etc/X11に保存され蓄積
          していくこと、
   (6).  Desktop上の2つのアイコン、「About Kubuntu」と「Install」、が削除しても次回起動時に再び出現してしまうこと、

                                               *                                                         *

厄介な (4). について状況を述べます。

   (a).  起動時、言語を「English」、キーマップを「USA」と選択し(以下、これを default と呼ぶ)、以後もそれで起動すると
          グラフィック・モードで正常に起動・停止・再起動できる。
   (b).  初回起動時には、どの言語・キーマップを選択しても、起動・停止・再起動ともにグラフィック・モードで正常に実行できる。
   (c).  初回起動時にdefault以外の選択をすると、次回以降テキスト・モードの起動・停止・再起動となる。
          起動時は   $ startx     停止・再起動はそれぞれ   $ sudo halt 、 $ sudo reboot  とする。
   (d).  何回かの起動をdefaultで行い、次にそれ以外の選択をすると、その起動時からテキスト・モードの起動・停止・再起動
          となる。
   (e).  一度default以外の選択をすると、次回defaultの選択をしても無効でありdefaultの言語・キーマップに戻れない。
   (f).  default以外の言語・キーマップ相互の移動は自由にできる。

                                              *                                                         *

(4). の不具合を回避しグラフィック・モードで正常起動・終了・再起動するには、ファイル 「/etc/default/locale」 と
       「/etc/X11/xorg.conf」 を毎回起動後に文字通り「白紙に」戻してしまうことです。
      こうすると、直後の終了時にグラフィック・モードで停止・再起動ができますし、次回起動時もグラフィック・モードで
      正常起動できます。

(5). は、バックアップファイル「xorg.conf.******」を起動後に削除すれば問題ありません。

(6). は、次のコマンドで削除します。

        $ sudo rm /usr/share/applications//kde/ubiquity-kdeui.desktop
        $ sudo rm /usr/share/apps/khelpcenter/plugins/kubuntu/about-kubuntu.desktop.tobemoved       


(4). (5). の対策を実行するのに、隠しディレクトリ「.kde/Autostart」の中に次の様な内容のファイル「lang-kb.sh」を置きます。

   「lang-kb.sh」の内容 :

        #! /bin/sh

        sudo rm -f /etc/X11/xorg.conf.*
        sudo sed -i '/^/d' /etc/X11/xorg.conf
        sudo sed -i '/^/d' /etc/default/locale

        exit 0


そして、勿論次の2つのコマンドを実行します。

    $ chmod +x .kde/Autostart/lang-kb.sh
    $ .kde/Autostart/lang-kb.sh


この対策は1つのシェルスクリプトにまとめ、最初の起動時に「日本語を標準言語とする設定」を行ってから実行します。

                                              *                                                         *

起動時に毎回言語・キーマップを選択するのは厄介なので、インストールスクリプト「install_usb.sh」に

   echo "ja" > $MOUNT_POINT/lang || abort "失敗しました。"

の行を加えて、「起動パーティション」と「ブートCD」の両方にファイル「lang」を入れておきます。

以上で、「Ubuntu 8.04」 の場合と同様に使えます。
.

最後の編集者: moz (2008-08-10 12:07:38)

オフライン

 

#2 2008-07-15 00:07:42

moz
メンバ
登録日: 2007-01-25

Re: Kubuntu 8.04 on USB Memory : 不具合と対策

既に7月4日に「kubuntu-ja-8.04-desktop-i386.iso」 がreleaseされていますが、対応が大変遅れてすみません。

「Kubuntu 8.04 日本語ローカライズド Desktop」 版では、original版について上で指摘した 「(5).、(6). 」 が解決されて、
厄介な 「 (4).  『言語とキーボード』を日本語に設定すると、グラフィック・モードで起動・停止・再起動させることができないこと、」
だけが残りました。

従って、初回起動時に実行するシェルスクリプト 「lang-kb.sh」 の内容は、

#! /bin/sh

cat > .kde/Autostart/lang-kb.sh <<EOF
#! /bin/sh
sudo sed -i '/^/d' /etc/X11/xorg.conf
sudo sed -i '/^/d' /etc/default/locale
exit 0
EOF

chmod +x .kde/Autostart/lang-kb.sh
.kde/Autostart/lang-kb.sh

exit 0

となります。

「KubuntuをUSBメモリにインストールするには」 を編集しておきました。

また、ファイルlangは追加する必要がありません。
.

最後の編集者: moz (2008-07-17 14:04:59)

オフライン

 

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