
Ubuntu日本語フォーラム

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「Kubuntu 8.04」をUSBメモリにインストールしてグラフィック・モードで正常起動させるのには工夫が要ります。
ここでは、幾つかの不具合とその対策を示します。
言うまでもなく、「 Ubuntu 8.04 」の場合に認められた不都合
(1). パッケージ「ms-sys」が「Ubuntu 8.04」に含まれていないこと、
(2). 「データパーティション」にデータを保存するためにinitrd.gzを作成し直す必要があること、
(3). シェルスクリプト「install_usb.sh」が用意されていないこと、
は同様にあるのですが、それ以外の不具合があります。
(4). 「言語とキーボード」を日本語に設定すると、グラフィック・モードで起動・停止・再起動させることができないこと、
(5). 起動する度にタイムスタンプの付いたバックアップファイル「xorg.conf.******」がフォルダ/etc/X11に保存され蓄積
していくこと、
(6). Desktop上の2つのアイコン、「About Kubuntu」と「Install」、が削除しても次回起動時に再び出現してしまうこと、
* *
厄介な (4). について状況を述べます。
(a). 起動時、言語を「English」、キーマップを「USA」と選択し(以下、これを default と呼ぶ)、以後もそれで起動すると
グラフィック・モードで正常に起動・停止・再起動できる。
(b). 初回起動時には、どの言語・キーマップを選択しても、起動・停止・再起動ともにグラフィック・モードで正常に実行できる。
(c). 初回起動時にdefault以外の選択をすると、次回以降テキスト・モードの起動・停止・再起動となる。
起動時は $ startx 停止・再起動はそれぞれ $ sudo halt 、 $ sudo reboot とする。
(d). 何回かの起動をdefaultで行い、次にそれ以外の選択をすると、その起動時からテキスト・モードの起動・停止・再起動
となる。
(e). 一度default以外の選択をすると、次回defaultの選択をしても無効でありdefaultの言語・キーマップに戻れない。
(f). default以外の言語・キーマップ相互の移動は自由にできる。
* *
(4). の不具合を回避しグラフィック・モードで正常起動・終了・再起動するには、ファイル 「/etc/default/locale」 と
「/etc/X11/xorg.conf」 を毎回起動後に文字通り「白紙に」戻してしまうことです。
こうすると、直後の終了時にグラフィック・モードで停止・再起動ができますし、次回起動時もグラフィック・モードで
正常起動できます。
(5). は、バックアップファイル「xorg.conf.******」を起動後に削除すれば問題ありません。
(6). は、次のコマンドで削除します。
$ sudo rm /usr/share/applications//kde/ubiquity-kdeui.desktop
$ sudo rm /usr/share/apps/khelpcenter/plugins/kubuntu/about-kubuntu.desktop.tobemoved
(4). (5). の対策を実行するのに、隠しディレクトリ「.kde/Autostart」の中に次の様な内容のファイル「lang-kb.sh」を置きます。
「lang-kb.sh」の内容 :
#! /bin/sh
sudo rm -f /etc/X11/xorg.conf.*
sudo sed -i '/^/d' /etc/X11/xorg.conf
sudo sed -i '/^/d' /etc/default/locale
exit 0
そして、勿論次の2つのコマンドを実行します。
$ chmod +x .kde/Autostart/lang-kb.sh
$ .kde/Autostart/lang-kb.sh
この対策は1つのシェルスクリプトにまとめ、最初の起動時に「日本語を標準言語とする設定」を行ってから実行します。
* *
起動時に毎回言語・キーマップを選択するのは厄介なので、インストールスクリプト「install_usb.sh」に
echo "ja" > $MOUNT_POINT/lang || abort "失敗しました。"
の行を加えて、「起動パーティション」と「ブートCD」の両方にファイル「lang」を入れておきます。
以上で、「Ubuntu 8.04」 の場合と同様に使えます。
.
最後の編集者: moz (2008-08-10 12:07:38)
オフライン
既に7月4日に「kubuntu-ja-8.04-desktop-i386.iso」 がreleaseされていますが、対応が大変遅れてすみません。
「Kubuntu 8.04 日本語ローカライズド Desktop」 版では、original版について上で指摘した 「(5).、(6). 」 が解決されて、
厄介な 「 (4). 『言語とキーボード』を日本語に設定すると、グラフィック・モードで起動・停止・再起動させることができないこと、」
だけが残りました。
従って、初回起動時に実行するシェルスクリプト 「lang-kb.sh」 の内容は、
#! /bin/sh
cat > .kde/Autostart/lang-kb.sh <<EOF
#! /bin/sh
sudo sed -i '/^/d' /etc/X11/xorg.conf
sudo sed -i '/^/d' /etc/default/locale
exit 0
EOF
chmod +x .kde/Autostart/lang-kb.sh
.kde/Autostart/lang-kb.sh
exit 0
となります。
「KubuntuをUSBメモリにインストールするには」 を編集しておきました。
また、ファイルlangは追加する必要がありません。
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最後の編集者: moz (2008-07-17 14:04:59)
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