
Ubuntu日本語フォーラム

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ペンタブは、日本の株式会社ワコムの製品を使っている人が多いと思います。が、この報告はそれ以外のペンタブ、日本のプリンストンテクノロジー株式会社が販売しているペンタブレット(PTB-12PS)の動作報告です。
このペンタブ、Jaunty Jackalope (9.04) ではxserver-xorg-input-wacomというパッケージを導入すれば、筆圧感知と絶対位置座標を利用することができました。Ubuntuでの認識名($ xinput --listで確認)は、「WALTOP International Corp. Slim Tablet」。どうも、WALTOP社の製品をリブランディング(逆という可能性もあるけど)して販売しているみたい。本家フォーラムだと、同じように販売しているAiptek (Inc.) やGenius (, KYE Systems Corp)という名前で話題になっています。
さてこのペンタブ、困ったことに、Karmic Koala (9.10) 以降はサポート対象外となってしまいました([Koala] WALTOP tablets not supported anymore (with quickfix))。いちおう動作はするんですが、マウスと同じく相対座標だったり、ペン先を含むすべてのボタンが効かなかったりします。いちおう、WALTOP社ウェブサイトにLinuxドライバがあるんですが(Technologyページ下部)、このドライバ、対応しているのがLinux 2.6.27までで、試しにlinux 2.6.31-9-rtでコンパイルしてみましたが、駄目でした。
途方に暮れていたところ、つい昨日、パッチを当てたlinuxwacomで動作をさせることができたという報告が本家フォーラムに上がりました。私の方で試してみたらうまくいったので、ここでも報告します。自分でコンパイルなどしなければならないので、ちょっと大変かも。なお、トピ元はTablet Buttons don't work (Genius GPEN F610)です。
1. linuxwacomをダウンロード。今のところ、最新は0.8.4。
2. 紹介した本家フォーラムのトピックに、パッチを当てたファイルがアップロードされているので(今のところ#92)、それをダウンロード。
3. 1と2のファイルを解凍。2のファイルを1の「linuxwacom-0.8.4-3/src/xdrv/wcmUSB.c」に上書き。
4. 開発環境を整えたいので、端末を開いて以下を実行。
$sudo apt-get install xorg-dev build-essential
5. 端末上でさっき解凍した「linuxwacom-0.8.4-3」に移動して、「$ ./configure && make」。sudoが必要かも?
6. 無事にコンパイルできたら、$ sudo make install
7. 最後に、以下のfdiファイルを、「/etc/hal/fdi/policy」に作成。ファイル名は任意だけど、拡張子を必ず.fdiとすること。
<match key="info.product" contains="WALTOP"> <merge key="input.x11_driver" type="string">wacom</merge> <merge key="input.x11_options.Type" type="string">stylus</merge> <append key="info.callouts.add" type="strlist">hal-setup-wacom</append> <append key="wacom.types" type="strlist">eraser</append> <append key="wacom.types" type="strlist">cursor</append> <append key="wacom.types" type="strlist">pad</append> </match>
8. たぶんプラグアンドプレイするドライバなので、デバイスの抜き差しで有効になるはず。
ホットキーは使えませんが、ポインティングデバイスとして使ったり、GIMPで筆圧感知を有功にしてお絵描きしたりするぶんには問題なしです。GIMPで使う人は、環境設定をお忘れなく。
たぶん、WALTOPで認識されるすべてのデバイスを動作させることができるのではなかろうかと思います。
ただ、ペンに付いている2つのボタンはどちらも、マウスのミドルクリックに相当しています。どちらか一方をマウスの右クリックに割り当てることができたらもっと便利なんですが、やり方をご存知の方いませんか?
以上、ご参考まで。
オフライン
Lucidが出て3ヶ月、Marvericの開発が話題になっている昨今ですが、この記事はKarmicとJaunty向けです。lucid向けはWALTOP社のチップを搭載したペンタブレット(プリンストンのPTB-12PS)の動作報告です。
有志の方が開発したXサーバ用ドライバをKarmicに導入して、適切に設定することができました。元記事はUbuntu Community WikiのTabletSetupWizardpen @ help.ubuntu.comです。
導入方法は
1. Wizardpen Drivers @ launchpad.net のPPAをSynapticで登録
2. パッケージ「xserver-xorg-input-wizardpen」をインストール
3. 端末を開き「$ grep -i name /proc/bus/input/devices」を実行、ペンタブレットの名前を取得。私の環境では「WALTOP International Corp. Slim Tablet」でした。
4. 同じく端末で「$ sudo gedit /etc/hal/fdi/policy/99-x11-wizardpen.fdi」を実行。geditが管理者権限で開きますので、以下の設定を記述します。
<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1" ?> <deviceinfo version="0.2"> <device> <match key="info.product" contains="WALTOP International Corp. Slim Tablet"> <merge key="input.x11_driver" type="string">wizardpen</merge> <merge key="input.x11_options.SendCoreEvents" type="string">true</merge> <merge key="input.x11_options.TopX" type="string">0</merge> <merge key="input.x11_options.TopY" type="string">0</merge> <merge key="input.x11_options.BottomX" type="string">10000</merge> <merge key="input.x11_options.BottomY" type="string">6250</merge> </match> </device> </deviceinfo>
5. システムを再起動すると、ペンタブレットが有効になります。
こちらの方法だと、ペンのボタンがすべてデフォルトの動作をします(なんと!)。ついにやりましたっ!!
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